松雪泰子、藤野涼子と取っ組み合いのケンカ「感情がぶつかり合うようにやりたかった」
2017年9月5日 18:40

[映画.com ニュース] BS放送・時代劇専門チャンネルが制作するオリジナル時代劇の最新作「小さな橋で」の完成披露試写会が9月5日、東京・丸の内ピカデリー1で行われ、松雪泰子、江口洋介、藤野涼子、田中奏生と杉田成道監督が舞台挨拶に立った。
没後20年、生誕90年を迎える藤沢周平の短編集「橋ものがたり」から3作をドラマ化する「藤沢周平 新ドラマシリーズ第二弾」の1作目。主演の松雪は、「藤沢さんの作品は時代劇でありながら、現代にも通じる人間を描いたドラマ。精いっぱい臨んだものなので、楽しんでいただけたらうれしい」と笑顔で話した。
撮影前には約1カ月の念入りなリハーサルを行い、「演劇の稽古のように、何度も返してやったことで迷いなくできた。とにかく監督についていくのみでした」と述懐。主に回想シーンでの出演となった江口も、「最初はきついが、一本筋が通ることでのびのびとできた」と満足げに振り返った。
松雪とつかみ合いのケンカをするシーンがある娘役の藤野涼子は、「難しいなと思っていたけれど、リハーサルで何度も全力でやっていただいたので、本番ではさらに気持ちが高まって怒りをぶつけることができた」と感謝。松雪も、「あの瞬間は、母娘というより女同士でしたね。何かが外れてコントロールできなくなって、感情がぶつかり合うようにやりたかったので」と意図を明かした。
オーディションで松雪の息子役に抜てきされ、ナレーションも担当した田中奏生は「苦労して、どう指導されたかも覚えていないくらい大変だった。初めは緊張したけれど、やっているうちに慣れてきた」とういういしい感想。走るシーンでは下駄が割れるほどの熱演を見せ、「自分ではよく頑張れたなと思います」と話し、大きな拍手を浴びていた。
「小さな橋で」は、9月18日午後6時からBSスカパー!で放送。続く「吹く風は秋」が10月21日、「小ぬか雨」が10月22日にそれぞれ午後6時からの放送が決まり、3作が順次、劇場公開されることも発表された。
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