“SNSでシェア”に追い込まれる…E・ワトソン主演「ザ・サークル」ビジュアル&劇中カット公開
2017年8月25日 13:00
[映画.com ニュース] エマ・ワトソン主演、トム・ハンクス共演のサスペンス・スリラー「ザ・サークル」のディザービジュアルが完成。「あなたの24時間を、一千万人が観ているとしたら」という戦慄のコピーと、ワトソンとハンクスの強い眼差しが印象的な仕上がりとなっている。あわせて、憧れの超巨大SNS企業で働く主人公メイ(ワトソン)の様子を収めた劇中カットが公開された。
原作は、デイブ・エガーズ氏による同名小説。SNSで私生活を24時間シェアすることで追い込まれていく女性の姿を通し、現代社会だからこそ起こりうる恐怖を描いた。ジェームズ・ポンソルト監督がメガホンをとり、脚本を原作者のエガーズ氏と共同執筆した。
友人の紹介で超巨大SNS企業「サークル」転職したメイは、ある事件をきっかけに同社のカリスマ経営者ベイリー(ハンクス)の目にとまり、超小型カメラによる新サービス「シーチェンジ」のモデルケースに抜てきされる。カメラを通じ、私生活を24時間世界に公開したメイは、瞬く間に1000万人超のフォロワーを獲得し人気を博していく。しかしそれは、同時にユートピアの“終わりの始まり”を意味していた。
劇中カットは、メイがPCやタブレットなどに囲まれて働く姿をはじめ、同僚のタイ(ジョン・ボヤーガ)と談笑する様子、ベイリーと向き合い険しい表情を見せるシーンなどの6枚。幼なじみのマーサ(エラー・コルトレーン)から差し迫った表情で訴えかけられるカットは、これから起こる不穏な展開を予感させる。