V・カネフスキーの伝説的傑作「動くな、死ね、甦れ!」HDリマスター版が10月公開
2017年8月23日 17:00

[映画.com ニュース] 1990年、54歳の新人として第43回カンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞し、世界を驚嘆させた天才ビターリー・カネフスキーの伝説的傑作「動くな、死ね、甦れ!」のHDリマスター版が10月公開されることが決定、このほど予告編がお披露目された。
ストリートチルドレン出身で、8年間無実の罪で投獄されていた経歴を持つカネフスキー。少年時代を過ごした旧ソ連の炭鉱町・スーチャンを舞台に、ストリートチルドレンのパーベル・ナザーロフを主演に抜擢し、どこまでも純粋で鋭敏な自身の少年時代の記憶を、鮮烈にスクリーンによみがえらせた。
ソビエトの極東にある炭鉱町に生きる12歳の少年ワレルカ。純粋無垢だが不良ぶっている彼は、学校のトイレにイースト菌をばら撒いたり、スケート靴を盗まれた仕返しにスケート板を盗み返したりと騒動を引き起こす。そして唯一の家族である母親とその愛人への反発と相まって、悪戯をエスカレートさせていく。そんなワレルカの危機を救ってくれる幼なじみの少女ガリーヤ。 二人に芽生えた淡い想いは次第に呼応していくが、退学になったワレルカが町から逃亡し、彼らの運命はとんでもない方向へ転じていく。
「動くな、死ね、甦れ!」は、10月7日からユーロスペースほか全国順次公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント