ココリコ田中、浅田次郎原作「プリズンホテル」で“極道御用達ホテル”の支配人に!
2017年8月16日 06:00
[映画.com ニュース] 浅田次郎氏の人気小説「プリズンホテル」シリーズが、お笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹の主演で連続ドラマ化されることがわかった。本作は、BSジャパンがゴールデンタイムに新設するドラマ枠「連続ドラマJ」の第1弾作品。ゴールデンタイムの連続ドラマ初主演となる田中が、客も従業員も極道だらけのホテルの支配人となった主人公・花沢に扮し、柄本明が極道の親分役で共演する。
原作小説「プリズンホテル」は、1993年刊行の第1作「プリズンホテル 夏」をはじめ、「秋」「冬」「春」の全4巻で構成されるシリーズ。累計発行部数は200万部を超え、これまで何度もドラマ化されている人気作だ。真面目なホテルマン・花沢が、木戸仲蔵(柄本)がオーナーを務める“極道御用達ホテル”の支配人に就任し、訳ありの人々が起こす騒動に巻き込まれていく姿を描く。
主演の田中は、「とにかく物語の設定がとても面白いです。その中で、コワモテの従業員、訳ありなお客さんに対し、生真面目な支配人をしっかり演じていければと思っています」と意気込みを語る。一方の柄本は、「撮影に入る時はあまり先入観を持たないようにしています。作品をみなさんと作っていく過程をたのしみにしています」と期待を寄せている。
プロデューサーの森田昇氏は、新ドラマ枠の第1弾作品とあって「大きなチャレンジですが、必ず視聴者の皆様に納得していただけるものにしていきたいと考えています」と述べ、「大人の鑑賞に堪えうるエンタテインメントドラマを目指します」と意欲をみなぎらせている。
「浅田次郎 プリズンホテル」は、BSジャパン「連続ドラマJ」枠で10月7日から毎週土曜午後9時放送。