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「トランスフォーマー」Wヒロインが教える!マイケル・ベイの撮影における“2つのこだわり”

2017年8月2日 09:00

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来日したイザベラ・モナーとローラ・ハドック
来日したイザベラ・モナーとローラ・ハドック

[映画.com ニュース] マイケル・ベイ監督が手がける世界的ヒットシリーズの最新作「トランスフォーマー 最後の騎士王」に出演したローラ・ハドックイザベラ・モナーが来日し、映画.comのインタビューに答えた。

人類のために戦ってきたオプティマスが「創造主」と呼ばれる異星人に洗脳され、“ダーク・オプティマス”として人類に立ちはだかるさまが描かれる第5作。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで主人公の母親を演じたハドックは、物語のカギを握る考古学者ヴィヴィアン、ミュージシャン、ダンサー、ウクレレ奏者と多彩な顔を持つモナーは、主人公ケイド(マーク・ウォールバーグ)と行動を共にするストリートキッドのイザベラをたくましく演じている。全世界興行収入は5億6800万ドル超(7月31日時点)を記録している。

ベイ監督作に初参加した2人は、撮影の過酷さに圧倒されたという。「常に私は“息切れ状態”だったわ。走るシーンは1日で撮りきるから、とにかく全部走らなくちゃいけなかったの。真夏のアリゾナ州で、気温45度という記録的な猛暑の中、多くの人が失神して病院に運ばれていったわ。乗り物からの反射光も半端じゃなかった。魅力的に映らなくちゃいけないと思いながら、汗をかいてはいけないところで汗をかいちゃってるような状態だったのよ」(モナー)、「これくらいアドレナリン全開でスケールの大きな映画を作るためには、どれほどの努力が必要なのか、その裏側を垣間見たような気分よ。撮影が長期間だっただけでなく、1日の撮影時間も長時間に及んだ。しかも撮影スケジュールがとってもタイトだったの。スタミナとアドレナリン、自分のエネルギーのレベルを最後まで保ち続けるのが1番大変だったわね」(ハドック)。

さらに掘り下げて聞くと、ハドックとモナーはそれぞれベイ監督ならではのこだわりを教えてくれた。1つは“トワイライトアワー”、もう1つは“マッチョ・ジュース”だ。ハドックはトワイライトアワーについて言及し「日が沈む前の、いわゆる“マジックアワー”を、監督は“トワイライトアワー”と呼んでいるの。大抵の映画監督は好きな時間帯なんだけど、彼はとにかくその時間がお気に入りで、毎日楽しみにしていたわ。(俳優・スタッフは)トワイライトアワーになったら監督にいつ呼び出されてもいいように、準備をしていないといけなかったくらいよ。監督は自然光を使った撮影を好むから、なるべくトワイライトアワーにたくさんの役者を集めて、自分の撮りたいシーンを短時間で撮っていくの」と明かす。

対するモナーは、聞き慣れない“マッチョ・ジュース”というものが撮影でどんな役割を果たしていたのか、詳細を解説する。「グリセリンでできていて、日焼け止めのようなスプレー状のものなの。それを肌に吹きかけると、汗のようにも見えるんだけど、ちょっとキラキラ、ピカピカ光る。役者をハンサムに見せて、美しく見せる効果があるのよ。ジャパンプレミアでもかけていたのよ!(笑)」。

ベイ監督のタフな仕事ぶりは、撮影を終えてからも続いたという。ハドックが「追加撮影は11月を過ぎていて、ワールドプレミアが6月。このレベルの映画では驚異的な早さよね。多分マイケル・ベイは編集室に寝泊りして、太陽の光を浴びずにビタミン欠乏症になりながら作っていたんだと思うわ」と語れば、モナーは「監督の話だと、実際に映画が完成したのはプレミアの24時間前くらい。本当にギリギリだったのよ!」と目を大きく見開いて当時を振り返っていた。

トランスフォーマー 最後の騎士王」は、8月4日から全国公開。

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