命がけの恋描く「エブリシング」にゼッド&ビリー・エイリシュら人気アーティスト集結
2017年7月31日 08:00

[映画.com ニュース] 米ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに11カ月間ランクインした青春小説を映画化した「エブリシング」に、世界的DJで音楽プロデューサーのゼッドや、15歳のシンガーソングライター、ビリー・エイリシュらのヒット曲が使用されていることが明らかになった。
重度の免疫不全(SCID)を患う少女マデリンは、滅菌された家のなかで18年間を過ごしてきたが、隣に引っ越してきた青年・オリーとガラス越しのメールで交流し、恋に落ちる。医師である母は娘の体を心配し、オリーと関わらないようにと告げるが、「家のなかで生き延びるより、一瞬でも外で生きたい」と願ったマデリンは、命懸けの行動に出る。
作家ニコラ・ユンのデビュー作となったヤングアダルト小説を、ステラ・メギー監督が映画化。明るく純粋なマデリンを、「ハンガー・ゲーム」(2012)のルー役で注目を集めたアマンドラ・ステンバーグ、オリーを「ジュラシック・ワールド」のニック・ロビンソンが演じた。
恋に命をかける少女の高揚感やときめきを音楽で表現するため、アメリカをはじめ世界中で10代若者を中心に人気のアーティストたちが集結。劇中では、ゼッドとアレッシア・カーラがコラボレーションした「Stay」、第58回グラミー賞4部門を受賞した「アラバマ・シェイクス」の「Sound & Color」、ベン・スティラー主演作「LIFE!」の主題歌も務めたホセ・ゴンザレスの「Heartbeats」、ビリー・エイリシュが13歳で兄と制作したデビュー曲「Ocean Eyes」などが使用され、2人の恋を盛り上げる。
また、本編には登場しないものの、予告編にノーティ・ボーイとのコラボ楽曲「Runnin' (Lose It All)」を提供したビヨンセは、本作のプロモーション中のキャストをサプライズで訪問。ステンバーグは、世界的歌姫との対面に「ビヨンセが突然やって来てびっくりしたけれど、彼女は映画を見て私の演技を褒めてくれて、そして感動して泣いたと言ってくれたの!」と喜びを語っている。
「エブリシング」は、8月5日から東京・新宿ピカデリーほか全国で順次公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント