マキタスポーツ、門脇麦のLINE既読スルー&まれな返信に「涙が出そうに…」
2017年7月15日 15:11

[映画.com ニュース]女優の門脇麦が恋に目覚めたオタク女子を演じる「世界は今日から君のもの」が7月15日、全国3館で公開初日を迎えた。門脇のほか、共演の三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOU、メガホンをとった尾崎将也監督とともに東京・渋谷シネパレスで行われた舞台挨拶に出席した。「尾崎さんの人柄が凝縮されたような優しい作品」と本作を説明した門脇は「撮影の前に体調を崩して、たくさんの方にご迷惑をおかけしてしまいました。初日を迎えることができてホッとしていますし、本当に嬉しく思っています」と胸中を吐露していた。
「梅ちゃん先生」「結婚できない男」などを手がけた人気脚本家の尾崎がメガホンをとるオリジナル作品。高校時代から5年間引きこもり、好きな漫画・イラストの模写などに没頭して過ごしてきた真実(門脇)は、父・英輔(マキタスポーツ)の勧めでゲーム会社でバグ出しをする仕事をスタート。やがて、自分の絵の才能を認めてくれた社員の矢部遼太郎(三浦)にほのかな恋心を抱いた真美は、人生に希望を見出していく。
「(真美は)私とはわりと真逆の子。高校生時代はひとりで過ごすことが多かったんですが、家の中にいるというよりは朝晩走り込んでいたり」とアクティブな学生時代を告白した門脇。さらに「女優業も視野に入れていたので、レンタルショップに行って“あ”行から順番に映画を借りてずっと見ていました」と続けたが「“さ”行で効率が悪いに気づいた」という発言に、場内は大笑い。「監督の名前で見た方がいいんじゃないかって(笑)。最初は“愛”ばっかりだったので辛かった」と苦笑していた。
「役者になっていなかったら?」と問われた三浦の「小さな花屋で一生を終えられたら幸せな気がします。あまり目立つのが好きじゃないし、今でもカメラに映るのは苦手」という言葉に「病んでるの?」と即座に切り返したマキタ。この日はツッコミが冴えわたり、司会者がYOUから呼ばれている「スポーツ」というあだ名を用いて「スポーツさんは…」と問いかけると「なんでだよ! スポーツってジャンルのことだからね。スポーツ界全体を背負って『はい』なんて言えないでしょ」とまくし立て、爆笑をかっさらっていた。
さらに過干渉気味の父を演じたマキタは、娘役の門脇とのエピソードを披露。「段取りの最中、スタッフから渡されていたスマホでしつこくLINEを送り続けていたんですが、ほとんど既読スルーで寂しかったな。でも、たまに返信が返ってくることがあると、涙が出そうになった」と明かしたが、門脇には「本当は返信したかったんですが、劇中だと既読スルーがほとんど。真面目に役づくりとしてやっていただけているなら、返信しすぎるのも違うのかなって」という意図があったようだ。それを聞いて納得の表情を浮かべていたマキタだったが、隣に立っていたYOUからなにやら耳打ちされたようで「YOUさんから『気を使わせてたのよ』って、本当のやつを言われました。しかもオフマイクで。これ、記事にしてください」と暴露していた。
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