早見あかり「デッドストック」の呪いが継続中!? 村上虹郎「役のせいかも」
2017年7月13日 15:44
[映画.com ニュース]村上虹郎が連続ドラマ初主演を飾る「デッドストック 未知への挑戦」の完成披露試写が7月13日、東京・神谷町のテレビ東京旧本社社屋で行われ、上映後の会見に村上のほか、共演の早見あかり、チーフ監督を務める権野元が出席。開口一番「声が出ません…すいません」と体調不良のため、しゃがれ声で挨拶をした早見。数多の怪奇現象を扱っている作品への参加だったことから「多分呪われたんだと思います」と明かしていた。
同作は「クロユリ団地」「劇場霊」などの三宅隆太&加藤淳也が脚本を手がけ、ドキュメンタリー映画「A」「FAKE」などで知られる森達也がゲスト監督として参加する“新感覚オリジナルホラードラマ”。テレビ東京の新社屋への移転時に発掘された番組素材を整理する部署・未確認素材センターに配属された新人AD・常田大陸(村上)が、ディレクターの二階堂早織(早見)と佐山暁(田中哲司)とともに怪奇現象の取材をするなかで、世にも恐ろしい出来事を目撃する。
ホラー作品の撮影には予期せぬ怪奇現象はつきものだが、村上は「クランクイン当日、自分の台本だけ変な染みができていたんです。他の人にはなかった…しょうもない話なんですが、ただ濡れていただけ(笑)。撮影はとにかく楽しかった」と特に経験はなかったようだ。そして「僕が実際にカメラを回すPOV演出が多用されています。第3話で般若が出てくる時、思わず笑ってしまったんです。人って面白いもので、怖いと笑うんですよ。ずっと現場で大爆笑していました」と振り返っていた。
一方“呪い”の真っ最中の早見は声を絞り出しながら「人形を抱えるというシーンの撮影を終えた翌日、首が回らなくなったり、頭痛が酷かったんです」と告白。実在の心霊スポットでも撮影を行ったことから、現場ではずっとお清めの塩を持っていたようだが「多分憑いていた」と話すと、村上と権野監督は「役のせいではないか」と分析した。「早織さんというのは実は霊感の強い役どころだから、持って帰ってきちゃったのかな」(権野監督)、「大陸と早織が2人で取材するという展開が多い。でも、大体怪奇現象に遭うのは早織さんですから」(村上)と語っていた。
さらに、早見は本作の撮影現場以外でも「いっぱいありすぎて」と前置きするほど、数々の怪奇現象に遭遇していたようだ。「今ではほとんど感覚はなくなりましたが、小さい頃は霊が見えていましたね。小学校の時、教室の掃除ロッカーの前にスーツを着たおじさんがいました。でも、怖いとは思えなかったから、見守ってくれていた人が見えていただけだと思う。それにライブハウスには“人の念”のようなものが沢山ありました。怖いと感じた時はすごく具合が悪くなったり、頭をつかまれたりしたことも」と身震いするような体験談を告白していた。
「デッドストック 未知への挑戦」は、7月21日からテレビ東京系で毎週金曜深夜0時52分に放送。
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