本田翼「鋼の錬金術師」ウィンリィ役の重責告白「嬉しさと不安で言葉出てこなかった」
2017年7月12日 21:45

[映画.com ニュース]荒川弘氏による人気漫画「鋼の錬金術師」のファンイベントが7月12日、東京・新宿ピカデリーで行われ、実写映画版に出演した本田翼(ウィンリィ役)、本郷奏多(エンヴィー役)、佐藤隆太(ヒューズ役)、メガホンをとった曽利文彦監督が出席。会場には約500人のファンが詰めかけ、原作の連載終了から約7年を経た今も変わらぬ、高い人気をうかがわせた。
全世界累計発行部数7000万部を超える同名漫画を、「Hey! Say! JUMP」山田涼介の主演、「タイタニック(1997)」にCGアニメーターとして参加した経歴を持つ曽利監督のメガホンで実写化。物質を変化させる“錬金術”が中心の世界を舞台に、母を失い禁忌を犯したエドワード(山田)&アルフォンス・エルリック兄弟が、絶大な力を秘めた賢者の石を求め旅する姿を描いた。
今作は現地時間7月3日に米ロサンゼルスの第26回アニメエキスポ、同7日に仏パリの第18回ジャパンエキスポでイベントを敢行。パリのステージに立った本田は、「フランス、アメリカでも愛されていると実感したツアーでした」と満喫した様子で、同じく曽利監督も「『ハガレン』に対する愛がバシバシ飛んできました。仕上げが少し残っていますが、気合を入れて頑張りたいです」とほほ笑む。一方で本郷は「フランスに行きたかったなあ。嫉妬の気持ちでいっぱいです」と感情を露わにし、場内を沸かせた。
さらに、キャラクタービジュアルが初披露。ウィンリィに扮した姿がスクリーンに映し出されると、本田は「皆さんのリアクション、大丈夫かな?」と不安げだ。それでも温かい拍手が送られただけに「良かったあ~。ふう!」と胸をなでおろし、「ウィンリィ役はすごくプレッシャーがかかりました。原作を連載当初から読んでいたので大ファンですし、自分が演じるなんて、嬉しさと不安が混じり合って何も言葉が出てこなかった」と重責がのしかかったことを告白していた。
また公開時入場者特典の第1弾が、荒川氏が約7年ぶりに新作エピソードを描き下ろした特別編コミックスだと明かされると、場内は騒然。こちらも原作の大ファンだという本郷は「すごいです、1枚のイラストならまだしも、1巻丸ごととは……。読む用と保存用に2回は行かなきゃ」と決意していた。
アニメ版声優を務めた朴ろ美(エド役)と釘宮理恵(アル役)も登場した写真撮影では、高さ約2メートル20センチ、FRP(繊維強化プラスチック)製の等身大アルフォンス像がアンベール。朴と釘宮が「アル!」「兄さん!」と掛け合いを演じると、その光景に本田は手で顔を覆い、感無量の面持ちだった。
この日はほかに新予告映像、劇中に登場するネコの役名(ニャルフォンス)など新情報が続々と発表された。「鋼の錬金術師」は、12月1日から全国で公開。
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