貫地谷しほり、ディーン・フジオカとのキスシーンは「溺れそうでした」
2017年6月24日 14:20

[映画.com ニュース] ディーン・フジオカが結婚詐欺師役で主演した映画「結婚」が6月24日、全国35館で公開された。フジオカをはじめ共演の柊子、萬田久子、貫地谷しほり、メガホンをとった西谷真一監督が東京・角川シネマ新宿での舞台挨拶に出席した。
原作は、直木賞作家・井上荒野氏の同名小説。初音(貫地谷)という妻がいながら、結婚詐欺を続ける古海健児(フジオカ)と、ターゲットになった女たちの姿を通して、騙した男と騙された女たちの孤独と欲望を映し出す。
初音役の貫地谷は、フジオカ扮する古海とのキスシーンを振り返り「ちょっと言いたい! 私、西谷監督と3度目なんですけど、毎回キスシーンがあって。前回やったキスシーンも、当日にいきなり『ここでキスしてくれない』と言われて。今回もねえ、ディーンさん? 当日、直前ですよね」と西谷監督に突然のクレーム。客席から「羨ましい!」という声があがり、貫地谷が「でも、あのシーンは雨に打たれているのに、ディーンさんは背が高いから(上を向かなければならないため)私の口にえらい水が入ってくるんですよ。溺れそうでしたね(笑)」と“ムードゼロ”のラブシーンだったことを暴露すると、フジオカも「結構ハードな(雨の)降り方でしたよね」と同調していた。
主人公・古海は、ルックス、色気、知性を武器に多くの女性の心を奪ってきた男。「大人の色気とは何か?」という話題があがると、キャスト陣が頭を抱えるなか、西谷監督は「僕がイメージしていたのは、果物が腐る直前というか一番おいしい時。そう感じますね。今回のディーンさんや柊子ちゃん……柊子ちゃんにはまだ感じないかもしれないけど」と口を滑らせ、しどろもどろに。柊子が「腐りかけ!?」と苦笑いを浮かべると、「そういう意味じゃない」と慌てて訂正。フジオカもこれに乗っかり「腐りかけです!」と宣言すると、客席から笑いが沸き起こっていた。
また、「古海とフジオカに共通する部分。逆にギャップを感じる部分」を問われたフジオカは、「ギャップは、犯罪者か犯罪者じゃないかです(笑)。共通点は、芝居というか。あらゆることをして、自分でない誰かに成り切るように自分を説得するというか」と回答。さらに萬田が、「ディーンはどういう風に結婚詐欺師を演じるのかなと思っていたのですが、ギャップがないくらい結婚詐欺師に成り切っていたというか。そのまま、すごく自然に」と指摘すると、フジオカは「(自然に)詐欺していました?(笑)」と思わず反応。これに対し、萬田は「していましたよね。そういう意味では上手に詐欺師できるかもよ」「(詐欺師の)見込みありかもよ(笑)」と太鼓判を押していた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【殺しはアマチュア、しかし頭脳は最高】スパイ史上最も地味、だが最も予測不能な男が面白すぎた!
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者…
【イカれた映画を紹介するぜ!】命令無視の異常者チームが無許可で大暴れ! ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

過激な問題作
【この村の住人は、人間を喰ってる――】狂いに狂った衝撃作。未見の人がうらやましい。
提供:ディズニー

片思い世界
【広瀬すず×杉咲花×清原果耶】涙腺崩壊、でも、あ~…何も言えない!! とにかく早く観て!!
提供:リトルモア

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観よう!【超ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

映画館で観ないとぜっっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

社畜が観たらすごかった映画
【前代未聞のオール社畜レビュー】「パラサイト」監督による至高エンタメ…果てしなく良かった!
提供:ワーナー・ブラザース映画

映画が大好きな人へ――
“映画館でオトクに観る裏ワザ”、ご紹介させてください!【知らないと損な神情報】
提供:KDDI