役作りで13キロ増! リッキー・ウィトルが語るAmazon「アメリカン・ゴッズ」の見どころ
2017年6月23日 18:00
[映画.com ニュース]日本でも5月からAmazonプライム・ビデオで配信が始まったアメリカのテレビシリーズ「アメリカン・ゴッズ」。ニール・ゲイマンの世界的なベストセラーをドラマ化した本作は、古き神々と新しき神々の対決を描くという、聞いただけでも壮大な映像が浮かびそうな物語である。だが、主人公のシャドウ・ムーンは、あくまで生身の男だ。刑務所に服役していた彼が出所寸前に妻を失い、故郷に戻る道中でウェンズデイと名乗る謎の男に出会いボディガードとしてスカウトされたのがきっかけで、数奇な運命を辿る。シャドウに扮するのは、ドラマシリーズ「The 100」などで知られる、現在人気上昇中のリッキー・ウィトル。この役のために13キロ以上も体重を増やしたという役者魂あふれるウィトルが、その役作りと本作の見どころを語ってくれた。
「そうだよ。その後さらに5カ月のあいだ週1回、実際にオーディションに行って異なるシーンを演じた。シャドウはローラーコースターのような感情の変化に富んだ男で、その幅を演じられることが重要だったんだ。やっと役に決まったときは、まるで女学生のように歓声をあげたよ(笑)。でもそれからがさらに大変だった。シャドウは刑務所でも一目置かれるような逞しい男だ。だから筋トレと食事療法で、毎日4000カロリー以上とって2~4時間の筋トレをした。シャドウはコインを使ったマジックもやるので、その訓練と演技コーチのレッスンも受けた。撮影が始まってからも毎日2時間ごとにご飯を食べて、最後には自分が食べているものの味すらわからなくなったよ(笑)」
「たしかにこの題材は、とてもタイムリーで重要な多くのテーマを扱っている。宗教、信仰、移民問題、人種差別、性差別。こうした現代社会とのリンクはこのシリーズの特徴のひとつだ。他のシリーズは避けて通るような問題も大胆に扱っている。これをきっかけに議論が広がるのは素晴らしいことじゃないかな」
「それは原作の要素であり、原作のファンをがっかりさせないためには必要なことだと思う。と同時に、美しくファンタジックな要素もあるし、僕自身はたとえばシャドウとウェンズデイ(イアン・マクシェーン)の、バディムービーのような会話のシーンも好きだ。だからこそ他では観られないようないろいろな要素を含んだ、独創的でチャレンジングなシリーズなんだよ」
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