巨匠ビム・ベンダース×盟友ペーター・ハントケ5度目のタッグ作、12月公開決定
2017年6月22日 09:00

[映画.com ニュース]第73回ベネチア国際映画祭コンペティションに正式出品されたビム・ベンダース監督最新作「Les beaux jours d'Aranjuez」が、「アランフエスの麗しき日々」の邦題で12月から日本公開されることが決定した。ベンダース監督にとっては、初のフランス語作品となる。
ベンダース監督が「100%思いのままに撮った生涯で初めての映画だ」と自信をにじませる本作は、作家ペーター・ハントケの戯曲を映画化。ベンダースとハントケのタッグは、「3枚のアメリカのLP」(1969)、「ゴールキーパーの不安」(71)、「まわり道」(75)、そして「ベルリン・天使の詩」(87)に続く5度目のコラボレーションとなっている。
風が吹く麗しい夏の日を背景にした物語は、広々とした平原の遠くにパリのシルエットが見える木陰のテラスというシチュエーションで展開。全編にわたり、ある男女が織り成す会話劇で構成されている。性的体験、子ども時代の思い出、それぞれの記憶、夏の本質、そして男女の違いなど、2人の対話は決闘、あるいはQ&Aゲームのような印象を見る者に与える。
「アランフエスの麗しき日々」には、「ヒポクラテス」でフランスのアカデミー賞と言われるセザール賞で助演男優賞を受賞したレダ・カティブのほか、ソフィー・セミン、イェンス・ハルツ、ニック・ケイブが出演している。12月から東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”ある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー