トニー賞授賞式でマーク・ハミルが故キャリー・フィッシャーさんを追悼
2017年6月20日 15:30

[映画.com ニュース] 第71回トニー賞授賞式がこのほど、米ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われた。「スター・ウォーズ」シリーズのルーク・スカイウォーカー役でおなじみマーク・ハミルがプレゼンターとして登場し、昨年12月27日に他界した女優キャリー・フィッシャーさんに心を込めた追悼を捧げた。
前年に他界した演劇界の有名人を偲ぶ追悼コーナーでプレゼンターを務めたハミルは、「悲しいことに昨年もまた、演劇界は多くの愛する家族を失いました。伝説の舞台俳優、裏方のアーティスト、ショービズ界のプリンス、そしてプリンセス……」と心痛な面持ちで胸に手を当て、レイア姫として映画史に名を刻んだフィッシャーさんに哀悼の意を表した。「何世代にもわたり演劇ファンにインスピレーションを与えてきた彼らの類い稀な才能と尽きることなき情熱は、今日のブロードウェイを形作っただけでなく、この先も演劇界に素晴らしい影響を与え続けていくことでしょう」とスピーチを締めくくった。
司会のケビン・スペイシーがパロディ仕立ての爆笑オープニングに始まり、歌や踊り、お得意のモノマネで会場を大いに盛り上げた今年のトニー賞。最多受賞となった作品は、対人恐怖症と葛藤する男子高校生を描いた「Dear Evan Hansen(原題)」で、ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞、映画「ラ・ラ・ランド」のベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビによるオリジナル楽曲賞を含む6部門で栄冠を手にした。演劇作品賞は「オスロ」、演劇リバイバル作品賞は「ジトニー」、ミュージカル・リバイバル作品賞は「ハロー・ドーリー!」が受賞した。
ちなみに功労賞は、奇しくもスクリーンでハミル扮するルークの父親、ダース・ベイダーの声を演じるジェームズ・アール・ジョーンズに授与された。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ