千葉真一、“新田な”出発の長男・真剣佑に親心「必死になっている。分かってやって」
2017年6月8日 17:20

[映画.com ニュース] 俳優の千葉真一が6月8日、米映画「ある決闘 セントヘレナの掟」の都内で行われた特別試写会でトークショーにゲスト出演した。
映画は米俳優ウディ・ハレルソン主演の西部劇で、千葉はウエスタンルックに身を包み「見劣りするからイヤだと言ったんだけれど、無理やり着せられた」と照れながらもご機嫌。「日本の時代劇と同じように西部劇も少なくなっているけれど、これは米国の歴史の1ページを見た思いで面白かった。ウディ・ハレルソンも好きな役者なんだよね」と絶賛した。
特に決闘シーンについては、「生きるか死ぬかの戦いだから迫力がある。侍の日本刀での戦いと重なって見えた」と解説。その上で、時代劇の復活にも思いをはせ「先日(6日)も松方弘樹ちゃんの偲(しの)ぶ会で、いろんな人が(時代劇を)やらなきゃいけないという声を上げていた。今こそ世界に通用する日本映画を送り出さなきゃいけない時ですよ」と言葉に力を込め、「世界に通用する日本映画」の脚本を7本完成させていることを明かした。
また、長男の真剣佑が5月に所属事務所を移籍し芸名を「新田真剣佑」にしたことについては、「新たにということでしょうけれど、本名が前田なんだから前田にすれば良かったのに」とダジャレ交じりに苦笑。俳優としての評価は「まだまだあいつは日本を知らない。この間も読めない字があって聞いてきた。芝居を見ていても、日本語のセリフを英語のリズムでしゃべっている」と手厳しい。
さらに、「もう20歳ですから、早く親離れしてくれないと」と注文。それでも、「今は僕の映画やいろんな人の映画を見ながら日本、日本の歴史を理解しようと必死になっています。分かってやってください」と親心をのぞかせていた。
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