【キング・アーサー聖地巡礼その4】聖剣エクスカリバーが眠る湖を見てきた!
2017年6月7日 15:00

[映画.com ニュース] ガイ・リッチー監督の最新作「キング・アーサー」は、イギリスの英雄アーサー王の伝説をベースにした壮快な下剋上エンタテインメント。アーサー王といえば聖剣エクスカリバー。聖剣エクスカリバーといえばアーサー王。そんな超重要アイテムの名剣が眠る湖を、イギリスは北ウェールズで見てきました! ロケ地と伝説ゆかりの地を巡る旅のレポート第4弾です。
映画の主人公は、スラム街で育った腕っぷしの強い青年アーサー(チャーリー・ハナム)。実は王の息子だったアーサーは、石に突き刺さった聖剣エクスカリバーを引き抜き、王の正統な後継者であると証明します。ところが、自らの宿命を受け入れられないうえ、叔父である暴君ヴォーティガン(ジュード・ロウ)に命を付け狙われてしまうのです。

ロケ地巡りの舞台となった北ウェールズのスノードニア国立公園には、アーサー王の愛剣エクスカリバーが眠っているかもしれない湖が少なくとも2つはあるらしい。そのひとつがスラダウ湖。正直、アーサー王伝説には詳しくなかったのですが、実際に湖を目にしたらワクワクがとまらない! アーサー王と幾多の冒険をともにし、幾多の戦いに勝利をもたらした伝説の聖剣が、この湖のどこかに……なんて夢は膨らむばかり。最後には、聖剣エクスカリバーをスクリーンでよみがえらせてくれたリッチー監督に感謝の気持ちまで沸いちゃいました。

石から聖剣を引き抜いた者が真の王である――。本作では、主人公アーサーがスラム育ちなど斬新な設定が数多く取り入れられていますが、聖剣エクスカリバーが偉大なる王の証であることは変わりません。それどころか、秘められたパワーは映画史上最強といってもいいくらい。心の準備ができていないアーサーを気絶させてしまうほどの威力を持ち、ひとたび本領を発揮すれば一撃必殺。360度カメラやハイスピード撮影といった最新技術を駆使したソードアクションは、無数の敵をぶった斬る爽快感にアドレナリン出まくりです。

役づくりで9キロ以上増量したチャーリー・ハナムの肉体美と力強いアクションはもちろんですが、アーサーがエクスカリバーを引き抜く場面では、焼けただれたような恐ろしい顔の兵士にも要注目。何を隠そう、サッカー界の“レジェンド”デビッド・ベッカムが演じているんです。リッチー監督と仲よしということで、前作「コードネーム U.N.C.L.E.」に引き続きカメオ出演が実現。新たな伝説が誕生するその瞬間に、“レジェンド”が彩りを添えるなんて豪華すぎる!4回にわたりお届けしてきた、ロケ地&伝説ゆかりの地を巡る旅のレポートも次回が最後。最終回は、アーサー王の武勇伝に迫ります。
「キング・アーサー」は、6月17日から全国公開。
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