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“美少年”M・レコーズが怪演「アイム・ノット・シリアルキラー」テストフィルム入手

2017年6月4日 08:00

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撮影当時13歳のマックス・レコーズ
撮影当時13歳のマックス・レコーズ
(C)2016 FLOODLAND PICTURES AND THE TEA SHOP & FILM COMPANY

[映画.com ニュース] 残忍なシリアルキラーと、ソシオパス(社会病質者)と診断された少年の狂気に満ちた戦いを描く「アイム・ノット・シリアルキラー」の貴重なテストフィルムを、映画.comが先行入手した。2011年に製作された本映像がとらえるのは、死体や殺人に異常な関心を示す少年・ジョン役を怪演している、撮影当時13歳のマックス・レコーズだ。

舞台はアメリカ中西部の町。ソシオパスと診断された16歳の葬儀屋の息子・ジョンは、町で起こった猟奇的な連続殺人事件に強烈にひかれていく。そんなある日、犯人が隣に住む老人クローリーであることを知ったジョンは、ソシオパスとしての衝動を必死に抑えながらも、クローリーに立ち向かっていく。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのドク役で知られる米俳優クリストファー・ロイドがクローリー役に扮し、ビリー・オブライエン監督がメガホンをとった。

かいじゅうたちのいるところ」(09)でブレイクしたレコーズの姿を軸に構成されたテストフィルムは、米ミシガンで3日の撮影期間を要して完成したもの。冒頭では自転車に乗ったレコーズが登場し、まだまだ少年らしさが残るあどけない表情を浮かべている。やがて25年ぶりの猛吹雪に見舞われた町で起きた事件の調査に奔走する光景や、ロイドとは別の役者が演じる連続殺人鬼に電話をかける様子が続く。13歳らしからぬ卓越した演技を披露しているレコーズだが、撮影の合間にはスタッフと雪合戦をするなど、子どもらしい一面も見せていたようだ。

また本作は、オブライエン監督の意向から全編16ミリフィルムで撮影が敢行されている。さかのぼること13年4月、富士フィルムが映画撮影用のフィルム生産を終了したことを受け、撮影監督のロビー・ライアンは「アイム・ノット・シリアルキラー」の製作に必要な分量を即購入。富士フィルム提供の冷蔵庫に保管していた素材を撮影に使用したという。テストフィルムでは35ミリフィルムが使用されており、オブライエン監督が独特な画面の質感を生み出すフィルム撮影にこだわり抜いたことがわかる。

アイム・ノット・シリアルキラー」は、6月10日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

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