「チャングムの誓い」監督の新作ドラマ「オクニョ」、メインキャストが来日!
2017年5月16日 05:00

[映画.com ニュース]NHK BSプレミアムで放送中の韓国ドラマ「オクニョ 運命の女」に主演したチン・セヨンと共演のパク・チュミ、チョン・ウンピョが来日し5月15日、東京・渋谷区の同局で行われた取材会に出席した。
ドラマは、16世紀半ばの朝鮮王朝時代を舞台に、過酷な運命に翻弄されるひとりの女性が、愛と人生を取り戻していく姿を描いた。刺客に襲われた妊婦が監獄に逃げ込み、女児を出産後に命を落とす。生まれた赤ちゃんはオクニョと名付けられ、囚人たちから幅広い知識や武芸を学び、明るく元気で聡明な女性に成長する。オクニョは、母の死の謎を追うなかで3人の男性と出会い、国を揺るがす陰謀に巻き込まれていく。人気韓国ドラマ「チャングムの誓い」や「トンイ」を手掛けたイ・ビョンフンが監督を務めている。
オクニョを演じたチンは、「このドラマが韓国で始めて放送されたときに感じたドキドキをまた感じさせてくださった皆さん、ありがとうございます」と日本での放送に歓喜。今作の主演に選ばれたときの思いを「これまでにないくらい本当に嬉しかった」と語り、「ヒロインの名前がドラマのタイトルということは、韓国ではあまりないこと。大きな役をいただいてプレッシャーも大きかったのですが、頼りがいのある監督や先輩方がいらっしゃったので、大丈夫だと思いました」とパクとチョン、イ監督に感謝を述べた。
権力者の側室でオクニョの最大の敵であるチョン・ナンジョン役のパクは、「私にとって初めての悪役でした。ドラマはこれまで積み重ねてきたイメージがとても大切なので、今作への出演は私にとって大きなジャンプでした」と自らへの挑戦であったことを明かした。それでも、過去にイ監督が手掛けたドラマ「ホジュン 宮廷医官への道」に出演した経験から「監督から信頼を得ていましたし、私自身のスキルも上がっていました。そういう部分も良かったと思います」と仕上がりに自信をのぞかせた。
一方、オクニョの養父となった監獄の役人チ・チョンドク役のチョンは、今作にキャスティングされる1年前に、レストランでイ監督に遭遇してご馳走になったと告白。「いつか一緒に作品を作って、ご飯代の恩を返さなければと思っていました。今作の話がきたときに、何の役かも聞かされていませんでしたが、やらせてくださいと言いました」と冗談交じりに話し、報道陣の笑いを誘っていた。
またチョンは、チンから「第2のお父さんのような存在」と言われ、すっかりメロメロの様子。パクはそんな2人の撮影中の様子を「私から見ても本当に娘と父のような間柄で、あたたかいものがありました」と振り返り、「真夏の炎天下での撮影で、セヨンさんが『スイカが食べたい』と言ったら、次の日にチョンさんがこっそりスイカを用意していた」とエピソードを披露した。
続けて、「私には夏が過ぎて秋になってもスイカを買ってくれませんでしたね(笑)」とチョンに視線をやると、「なんで(オクニョをいじめる役の)パクさんにスイカを買ってあげなきゃならないのかと思っていました(笑)。でもそう思ったのはパクさんの悪役の演技が素晴らしかったからなんです!」と“いいわけ”し、「今年の夏はパクさんにもスイカを贈りたいと思います」と指切りをして和解していた。
「オクニョ 運命の女」(全51話)は、NHK BSプレミアムで日曜午後9時に放送中。
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