ヒロミ“思いつき”でリフォーム会社設立「本業が何かわからなくなってきている」
2017年5月15日 23:08
[映画.com ニュース]タレントのヒロミが5月15日、都内で行われたベン・アフレック主演映画「ザ・コンサルタント」のブルーレイ&DVDリリース/デジタル配信記念イベントに出席。芸能だけでなく、DIYや会社経営などマルチに活動するヒロミだが、プロダクション、ジムに続く3つ目の会社をこの日に設立したことを明かし、場内を驚かせた。
表向きは優秀な会計士だが、凄腕の殺し屋という“裏の顔”を持つ主人公クリスチャン・ウルフ(アフレック)の活躍を描いたサスペンスアクション。映画にちなみ「誰にも言っていない裏の顔は?」と問われたヒロミは、「実家が建築業で、今日登記が全部済みましたが、そんなような会社を1個作ってみました。今日、大安なので」と告白。社名は地元愛を込めた「ハチオウジ工務店」だそうで、「リフォーム会社みたいなものを目指しています。最初はアパレルをやったりして、今すぐというよりは将来的にそういうの(リフォーム)をやってみたい。まあ、思いつきです」と説明した。
さらにヒロミは、「僕自身、本業が何かわからなくなってきています。この前歩いていたら、『同じ業界ですよね』と言われて、芸能の人かと思ったら内装の方だった。『俺、そっちなんだ』と思った」と苦笑い。ゆくゆくは「『ハチオウジ工務店』で大人に“遊び”を教えたい。自分は陸・海・空いけるから」と展望を語り、「今の人たちは、忙しいから遊んでいない。僕は遊びで助かっている部分があるので、休みが嬉しくなるように、遊びを覚えたほうが良い。それと今の世のなか、変なことできないでしょ。昔は芸人は飲んで騒いで、だったのが、今そんなことしたら『すみませんでした』って言わないといけない。だから違う方向にベクトルを向けないと」と持論を展開した。
また、映画については「(アフレック演じるウルフの)ギャップに驚きますよね。会計士としてもすごいのに、裏でも、これがあまりにも強い」と話す。巧みに練られたシナリオに感心しきりで、「なんでこの人は強くなったかとか、説明がまったくない前半から、最終的にいろんなものがつながっていくのが、すごく面白かったですね。『この伏線まで回収するの!?』というのまで回収します」「普通の映画だと『これで終わり』というところから、さらにふたつくらい展開がありますから」と堪能した様子だった。