「最後の追跡」デビッド・マッケンジー監督&クリス・パイン、歴史ドラマで再タッグ
2017年5月4日 18:00
[映画.com ニュース] アカデミー賞4部門にノミネートされた「最後の追跡」のデビッド・マッケンジー監督と主演クリス・パインが、Netflixの新作「Outlaw King(原題)」で再タッグを組むことになりそうだ。
米Deadlineによれば、本作はイングランドに対する独立戦争でスコットランドを率いた国民的英雄ロバート・ザ・ブルース/スコットランド王ロバート1世を題材にした作品で、マッケンジー監督もパインも間もなく契約を結ぶと見られている。また、「最後の追跡」に出演したベン・フォスターも、ロバート1世の功臣ジェームズ・ダグラス役を検討中だという。
アカデミー賞6部門を受賞した「ブレイブハート」(メル・ギブソン監督・主演)では、スコットランドの自由のために戦った騎士ウィリアム・ウォレスが主人公として描かれ、同志だったロバート・ザ・ブルースはウォレスを裏切り、ウォレスがイギリス軍に処刑された後、国王となってスコットランド独立のためにイギリス軍と戦った。本作では、ロバート・ザ・ブルースがイギリス軍、またカトリック教会と戦う姿を描くとのことで、今年8月からスコットランドで撮影がスタートする。
マッケンジー監督「最後の追跡」(2016)は、家族の土地を守るため銀行強盗を繰り返す兄弟(フォスター&パイン)と、彼らを追う年老いたテキサス・レンジャーを描いたNetflixのクライムドラマで、アカデミー賞作品賞、助演男優賞(ジェフ・ブリッジス)、脚本賞、編集賞にノミネートされた。