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契約は壊すためにある!? マクドナルド創業者描く「ファウンダー」予告編完成

2017年5月1日 09:00

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マイケル・キートンが怪演
マイケル・キートンが怪演
(C)2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

[映画.com ニュース] 米ハンバーガーチェーン「マクドナルド」の創業者レイ・クロックをマイケル・キートンが演じる映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」の予告編が完成した。キートンが、成功を掴むために「契約は壊すためにある」と平然と言い放つクロックを怪演する様子が収められている。

クロックは、南カリフォルニアでスピーディなサービスが売りのハンバーガー店「マクドナルド」を経営するマック&ディック・マクドナルド兄弟から同店のフランチャイズ権を獲得し、世界最大級のファストフードチェーンへと成長させた実在の人物。映画では1954年、米イリノイ州出身のセールスマンだったクロックが革新的なシステムに勝機を見いだし、資本主義経済や競争社会のなかでのし上がっていく過程を描く。「しあわせの隠れ場所」のジョン・リー・ハンコック監督がメガホンをとった。

予告編は、クロックがどのように「世界一の創業者(ファウンダー)にのぼり詰めたのか」を語りかけるところからスタートする。マクドナルド兄弟を説得し、全財産をつぎ込んで全米進出を果たすものの、儲けの分配で兄弟と決裂。店舗のための土地を買い占めることで「マクドナルド」を支配しようとするなど、欲望と野心をむき出しにしていくクロックのカリスマ的な魅力が垣間見える仕上がりとなっている。

クロックの妻役をローラ・ダーン、マック役をジョン・キャロル・リンチ、ディック役をニック・オファーマンが演じる。「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」は、7月29日から東京・角川シネマ有楽町ほか全国で順次公開。

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