西島秀俊、小栗旬は「弟のよう」 民放連ドラ初共演「CRISIS」で寄せる信頼
2017年4月6日 13:00
[映画.com ニュース] 小栗旬が主演し、西島秀俊が共演したカンテレ・フジテレビ系ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の会見が4月6日、都内で行われ、2人をはじめ出演の田中哲司、野間口徹、新木優子、長塚京三が出席した。
小栗と西島は、意外にも民放連続ドラマは初共演。撮影を通じた印象の変化を問われると、小栗は「西島さんはものすごくストイックな、野武士みたいな方というイメージでした」と述べたうえで、「実際はかなりナチュラルで、現場ではほとんど笑っているんです。チャーミングで、いたずらもしています。覆されました」とニヤリ。一方の西島は「小栗くんは、みなさんが思っているイメージそのまま」とほほ笑み、「人の心にグイグイ入ってくるんですよね。僕は結構、閉じているタイプなんですが(笑)。弟のように感じ始めています」と信頼を寄せた。
ドラマは「SP」「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」などを生み出した直木賞作家・金城一紀氏が原案&脚本を務め、構想に約5年を費やした力作。元自衛隊員の稲見(小栗)、元外事警察の田丸(西島)らの所属する公安機動捜査隊特捜班が、テロリスト、新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織などと対峙する姿を1話完結で描く。
壮絶なアクションが盛り込まれた作品なだけに、小栗と西島は約1年半前からトレーニングを開始。西島は「特捜班が戦う敵が、どんどん大きなものになっていきます」といい、「小栗くんが、プロデューサーに『もっと強い敵を用意してほしい』と言ったらしいです。かなり後半ですが、規格外の男たちが現れる回があって、すごかったですよ」と振り返る。これに小栗は「ちなみに僕はその方たちと戦って、ショルダータックルをくらったんですが、事故にあったような衝撃でした」と語り、西島も「僕はジャンピングエルボー。信じられない高さからくらいましたね」と明かしていた。
さらに「互いの弱点は?」という質問には、西島は「小栗くんは弱点結構あるからね(笑)。まず、のめり込みすぎ。休みの日にもアクション稽古、撮影中も空き時間は稽古、銃の扱い方も納得いかないと稽古。そういう弱点あるよね」と暴露。小栗は「それを言ったら、西島さんもそうでしょう」と笑い、「西島さんは体から糖分がなくなると弱くなってしまうんです。顔が濡れると弱くなるアンパンマンみたいです」とユニークに評していた。
「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は、4月11日から毎週火曜午後9時放送。