台本完成は本番前日!? ガレッジセール&千鳥、初参加の「東京グランド花月」に意欲満々
2017年3月23日 13:00
[映画.com ニュース] 喜劇俳優・内場勝則が座長を務める吉本新喜劇の東京公演「東京グランド花月」の開催発表会見が3月23日、東京・新宿の吉本興業本社で行われ、内場のほか出演するお笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリと川田広樹、「千鳥」のノブと大悟が出席した。内場は「老若男女問わず楽しめる舞台ですが、伝えたいメッセージは一切ございません。アホになって帰ってくれたら!」と笑いを誘う語り口でアピールした。
本公演は、笑いの殿堂“なんばグランド花月”で行われている看板寄席「グランド花月」を東京で開催するもの。今回で6度目の開催となり、内場が座長を務める公演は初。桂文枝、西川のりお、上方よしお、「オール阪神・巨人」「大木こだまひびき」「パンクブーブー」「キングコング」「ジャングルポケット」「尼神インター」「博多華丸・大吉」「トレンディエンジェル」「学天即」「麒麟」「おかずクラブ」、陣内智則、横澤夏子といった人気芸人が登場する。
「ガレッジセール」「千鳥」の両コンビは、「東京グランド花月」には初参加。「18年ぶりにつくったネタを披露します。私が知っている限り、高評価を得ております」(ゴリ)、「実は痛風になりまして……、本番までには完治させます」(川田)、「この公演に出られるということは吉本所属の漫才師の中でも上位に君臨できている証」(ノブ)、「上方よしお師匠の刈りあげた髪型に注目して頂きたい」(大悟)と公演にかける思いをユーモラスに語っていた。
「どういう反応が出るか楽しみですが、日本人の笑いのツボはきっと一緒」とやる気十分といった様子の内場。「気軽に来ていただけたらいいですね。こちらも3時間くらいの稽古でやっているんでね」とこぼすと、集まった報道陣は爆笑。内場が慌てて「いやいやプロの集団だからね!」と補足したが、ゴリらは「それに関しては誰も否定しないところですね(笑)」とその場のノリにのっかっていた。
「内容は決まっている?」と質問が飛び出すと、内場は未定であることを明かし「今決めても本番になったら全く別のものになる」と告白。その発言を受けてゴリは「公演は5月2、3日なのに、内場さんたちに新喜劇の台本が渡るのが5月1日のはず」と冗談交じりに述べると「でも、新喜劇の稽古は本当にびっくりするくらい短い。歴史がそうさせるのか、皆さんパターンが染みついている。誰かがセリフを忘れた時のフォローの仕方もいっぱい持ってらっしゃいますし。お見事としか言いようがない」と驚嘆していた。
「東京グランド花月」は、5月2、3日にTBS赤坂ACTシアターで上演。全4公演。
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