櫻井翔「ラプラスの魔女」主演で広瀬すず&福士蒼汰と初共演!三池崇史監督と9年ぶりタッグ
2017年3月20日 05:00

[映画.com ニュース] 「嵐」の櫻井翔が、ベストセラー作家・東野圭吾氏のデビュー30周年記念作を三池崇史監督が映画化する「ラプラスの魔女」に主演し、若手随一の人気を誇る広瀬すず、福士蒼汰と初共演を果たしていることが明らかになった。「神様のカルテ2」以来約4年ぶりの映画単独主演となる櫻井が、三池監督とタッグを組むのは「ヤッターマン」以来約9年ぶりとなる。
東野氏が「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と公言したほどの野心作は、累計発行部数28万部を突破。原作権の獲得には、12社が競合した話題作であり人気作だ。連続して2つの不審死が起きるが、それぞれの事件現場は遠く離れていたのにもかかわらず、死因はどちらも同じ自然現象下での硫化水素中毒死、さらに死亡した2人が知人同士だったという難解な設定。櫻井は地球科学の研究者で警察から調査を依頼される大学教授の青江修介に扮する。また、広瀬は封鎖された事件現場に現れ次に起こる自然現象を言い当てる謎の女・羽原円華、福士は円華が探す失踪した青年・甘粕謙人を演じる。
櫻井にとっては、東野作品はNHKドラマ「トキオ 父への伝言」以来14年ぶりの出演となる。それだけに、「たくさんの“久しぶり”に胸が高鳴ります。事件に、そして円華に翻ろうされる青江ですが、監督、そして共演の皆さまとの“大きな化学反応”を現場で起こしていきたいと思います」と意欲を燃やしている。
三池組に初参加となる広瀬は、櫻井・福士とも初タッグとなるが「そんなおふたりと現場でどんな化学反応が起きるのかすごく楽しみです。三池監督とは、本当にずっとお仕事がしたかったので、同じ現場を味わえるのはすごく嬉しいです。男性だらけの現場なので、監督を一番の頼りにさせていただきます(笑)」と念願成就を喜んでいる。3度目の三池組参加となる福士は、「櫻井さんは知的なイメージなので、研究者である青江のキャラクターがスッと頭に入ってきました。広瀬さんは10代とは思えないエネルギーがある印象で、ピュアさ、真っ直ぐさが円華とイメージがとても近いなと思いました」と共演陣への思いを明かし、3月16日からの撮影に臨んでいる。
映画で描かれる事件が事故ではなく他殺だった場合、犯人は「完全無風状態になる一瞬」を事前に知っており、「その瞬間に致死量の硫化水素が発生する場所」へ「ピンポイントで被害者を誘導した」ことになる。青江は、自然科学的見地から事件性を否定。封鎖された事件現場を検証していると円華(広瀬)が現れ、青江の眼前で次に起こる自然現象を言い当ててみせる。それは奇跡か、偶然か。警察は円華の事件への関与を疑い始めるが、第3の事件が発生する……。
メガホンをとる三池監督は、「これはポップでラジカルな映画。原作はあの『東野圭吾』。だから面白くならぬワケがない。そして『誰も知らない“櫻井翔”の正体』と『知っているよりヤバい“広瀬すず”』が激突し、『剥き出しの“福士蒼汰”が人類の明日を憂う』のだから…凄すぎる!」とコメントを寄せている。なお、今作の脚本は「半沢直樹」の八津弘幸が執筆。撮影は、4月下旬にオールアップを予定している。「ラプラスの魔女」は、2018年に全国で公開。
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