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実写「銀魂」は「新しいエンタメのジャンルになる」 小栗旬&菅田将暉&橋本環奈が語る

2017年3月17日 12:00

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エリザベスとの撮影に臨むキャスト陣
エリザベスとの撮影に臨むキャスト陣
(C)空知英秋/集英社 (C)2017「銀魂」製作委員会

[映画.com ニュース] 空知英秋氏の人気漫画を実写映画化する「銀魂」の撮影現場が、東京・練馬区の東映東京撮影所で報道陣に公開された。主人公・坂田銀時役の小栗旬をはじめ、志村新八役の菅田将暉、神楽役の橋本環奈の万事屋3人衆が勢ぞろいし、福田雄一監督の演出にアドリブを交えながら応じた。

全体の撮影は2016年7~9月に行われ、万事屋セットを使用した場面が2016年7月9日にお披露目された。エリザベスが登場するシーンで、精巧な万事屋セットで3人がハイテンションの掛け合いを見せるなか、撮影所の片隅ではエリザベスの着ぐるみが粛々と組み上げられていくという異様な光景が広がった。そして3人がいざ初対面すると、小栗は手を叩いて大ウケ。そのビジュアルに笑いっぱなしだったものの、本番を終えた後は「変な緊張感がありましたね」(菅田)、「『銀魂』を実写化していることを、エリザベスを見て思い出した」(小栗)と不思議そうにつぶやいていた。

神楽が新八をビンタし、メガネを吹き飛ばすというダイナミックなひと幕も。その模様にゲラゲラと笑っていた福田監督は、ここで細かなこだわりを見せる。ビンタ直後の橋本の手に言及し、「振り抜いちゃうと面白くない」「押し出すように手のひらを見せたほうが面白い」などと指示。複数回のリテイクを経て、映像をスロー再生しながら再び大笑いすると、橋本&菅田に対し「良いビンタと良い顔したね! さすが!」と快哉を叫んだ。

自分がツボに入った瞬間だからこそ、さらに良くするべくテイクを重ねる。妥協なく笑いを追及する福田監督の姿勢に呼応してか、小栗らキャスト陣も全力でアドリブを放り込むため、撮影は常に笑い声が絶えない。そして独特なテンポの会話劇や、メタギャグを盛り込んだセリフ回しなどの“福田節”が、原作の特色と調和している。小栗は「こんなに“ふざけていること”に、お金をかけて作っている日本映画も珍しいと思うので、『銀魂』は新しいエンタメのジャンルになると思います」と自信をのぞかせ、「できれば、子ども(の観客)に見てもらいたいですね。子どもが笑えるネタが満載だと思うので、下品なことと変顔は、みんなゲラゲラ笑ってくれるんじゃないかと思います」と期待を込めた。

万事屋3人のキャスティングは、ほぼ即決でとんとん拍子に進んだという。小栗が「本当に2人ともキラッキラしていて、元気をもらいました」と共演の感想を話せば、菅田も「やっぱり一番銀時が自由で、神楽が圧倒的なボケで、新八は地味なツッコミで、キャラクターの個性がしっかりしていますよね。その構成が(撮影の合間に)待っている時も、そのまんまでしたのですごいなと思いました。キャスティングがすごいです。楽しかったですね」と述べ、橋本は「小栗さんがずっとにこやかで、雰囲気がいいから、みんなそれについていくんだなというのが、すごく心強いです。そういう雰囲気を引っ張ってくださるんだなと思いました。菅田さんも、ずっと大声でツッコんでるんですよね、劇中。すごくそれが面白くて。ずっと声を張るのは大変だろうなと思いつつ、そのシーンが終わった後もその前もずっとしゃべっていて、みんなの士気を高めてくれるんです。お2人とも頼りになる先輩だなと思いました」と感謝を口にした。

特に小栗は、体を張って神楽を体現した橋本を称賛する。「すごくガッツがある人だなと感じています。中々すごい17歳ですよ」。橋本は神楽の語尾「~アル」に注意を払っているそうで、「アルの言い方、イントネーションって、そのままアルをただつければいいだけじゃなくて、アルにいくまでのイントネーションも全部おかしいじゃないですか。それをいかに神楽っぽく言えるかっていうので、アニメの神楽がしゃべっているところだけ声をとって、聞いていたりました」と明かした。

銀魂」は、7月14日から全国で公開される。

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