「24:レガシー」が実際のテロ映像使用で謝罪
2017年3月13日 12:00

[映画.com ニュース] 米FOXが手がける人気ドラマ「24 TWENTY FOUR」のスピンオフ「24:レガシー」が、ドラマ内で2013年にケニアの首都ナイロビのショッピングモールで起きた実際のテロ事件の映像を使用したことを謝罪した。米メディアが報じている。
テロ事件の映像が使用されたのは、アメリカで2月20日(現地時間)に放送された第4話。ショッピングモールで男が銃を撃ち、客が逃げ惑う様子を米国局員が見るというシーンで、本物の映像を挿入していた。
米Deadlineによれば、13年9月21日に発生したテロ攻撃では、少なくとも67人以上の命が奪われ、175人以上が負傷。 イスラム過激派のアル・シャバブが、犯行声明を出した。このエピソードが放映された後、SNSで「SomeoneTellFox(誰かFOXに教えて)」というハッシュタグがついた投稿が広まり、問題が発覚した。
同ドラマのエグゼクティブプロデューサーであるエバン・カッツとマニー・コトは、映像が本物であったことを認め、「この映像は今後のすべての放送から削除いたします。 事件の犠牲者やそのご家族を苦しめてしまったことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。米FOXのスポークスマンは「フィクションのテロ攻撃描写のために本物の映像を使用してしまったことを、プロデューサーたちは大変後悔しています」とコメントを発表している。
「24:レガシー」は、FOXチャンネルで放送中。日本では2月28日以降の放送分から再編集版に差し替えられる。
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