ディズニーのミュージック・プロデューサーは日本人アーティストをどこで発掘する?
2017年3月9日 10:00

[映画.com ニュース]ディズニー・アニメーションの最新作「モアナと伝説の海」の日本公開が、3月10日に控えている。映画.comでは、オリジナル版で主人公の声を務めたアウリー・クラバーリョが暮らす米ハワイ、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ両監督をはじめ製作陣が働くロサンゼルスのディズニー・アニメーション・スタジオで多角的なインタビューを敢行。ディズニー・アニメーション作品すべての音楽にかかわるエグゼクティブ・ミュージック・プロデューサーのトム・マクドゥーガル氏に話を聞いた。
マクドゥーガル氏の日本、そして日本人アーティストに関する造詣の深さは、底が知れない。自らをラッキーな境遇にあると話し、「僕はディズニーとピクサーのために仕事をしているから、両方の会社の作品で日本のアーティストや文化に携わる機会っていっぱいあるんだよ」と明かす。そして、「日本の文化で大好きなところは、新鮮でオリジナルだということ。世界でも、他に例がないよ」と思いを馳せる。
過去には「シュガー・ラッシュ」でAKB48、「カーズ2」でPerfumeを起用したことでも知られており、「彼女たちみたいなグループは、世界中を見渡しても他にいないよ。まったくオリジナルだから成功したんだろうね」と振り返る。こうした日本人アーティストを探す際、オンラインでの情報収集が重要だという。
「昔はレコード店へ行って、CDやレコードを買わなければならなかった。でも、いまではオンラインで『最もビッグな日本人アーティスト』と検索すれば、何かしら出てくるじゃないか。最近じゃ、『ペンパイナッポーアッポーペン』を知ったよ」
自宅の近くには日本人街「ソーテル・ブルーバード」があるといい、「ポキ(マグロ)が好きで、よく行くんだ。それに(日本に関連したものを売っている)『ジャイアント・ロボット』という店があってね。コラボレートするアーティストを見つけるヒントをくれそうなものに、どっぷり浸かるんだ」と笑みを浮かべる。子どもの頃から、日本の“もの”に強く惹かれたと語る。
「子どもの頃からたくさんレコードをたくさん買っていたんだけど、どういうわけか、いつも日本からの輸入盤に惹かれたんだ。セロファンの包装がアメリカのものよりも厚かったし、違うトラックが入っていた。意識的に選択しているわけではないんだけど、オリジナル盤よりも内容が充実していたんだ。そこからは、好きな食べ物を探していって……、大学時代に初めて寿司と酒に挑戦してみたけど、楽しい時間だったなあ」
そして、最後に「モアナと伝説の海」日本語吹き替え版で主人公モアナの声を務め、主題歌「どこまでも ~How Far I'll Go~」を歌った屋比久知奈の歌唱力について聞いてみた。「いやあ、素晴らしいよ。彼女は本当に素晴らしい仕事を成し遂げたよ」。そう話すマクドゥーガル氏の面持ちからは、誰よりも屋比久の活躍を願う“親心”がうかがえた。

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