ジャック・ブラック、ガス・バン・サント監督&ホアキン・フェニックス主演作に出演
2017年3月5日 18:00
[映画.com ニュース] ガス・バン・サント監督がホアキン・フェニックス主演で四肢まひの漫画家ジョン・キャラハンを描く伝記映画「Don’t Worry, He Won’t Get Far on Foot(原題)」に、ジャック・ブラックが出演交渉中と米ハリウッド・レポーターが報じた。
本作は、バン・サント監督が2000年代初頭から温めてきた企画で、キャラハン自身が執筆した同名回想録をもとに、製作会社アイコノクラストとアノニマス・コンテントが共同プロデュース。フェニックスがキャラハン役を演じ、ジョナ・ヒル、ルーニー・マーラが共演する。
1951年に米オレゴン州ポートランドで生まれたキャラハンは、12歳でアルコール中毒、数年後にはドラッグ依存症になり、飲酒が原因で起こった自動車事故で21歳の時に四肢まひの体となった。その後、漫画家として再起を誓い、両手を使って描く訓練を重ね、タブーを題材にした作品で何度も騒動を巻き起こし、2010年に59歳で死去した。
ブラックは今年1月、ジェニー・スレイト、ジェイソン・シュワルツマンと共演したインディ映画「The Polka King(原題)」がサンダンス映画祭で上映された。また、米ソニー・ピクチャーズがリブートする大作「ジュマンジ」ではドウェイン・ジョンソン、ケビン・ハートと共演しており、こちらは12月22日に全米公開される。