山本美月、伊野尾慧は「子犬のようだった」 初共演映画の撮影振り返る
2017年2月28日 19:30
[映画.com ニュース] 山本美月と伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)がダブル主演した映画「ピーチガール」のひな祭りイベントが2月28日、東京・飯田橋の東京大神宮で行われ、2人と神徳幸治監督がトークショーに出席した。
「パピヨン 花と蝶」「Oh! myダーリン」などで知られる上田美和氏の同名人気少女コミックが原作。見た目は派手だが中身はピュアな女子高生・もも(山本)が、学校一のモテ男・カイリ(伊野尾)と同級生のとーじ(真剣佑)の間で揺れ動く恋愛模様を描いた。
山本と伊野尾は、ともに明治大学出身。在学時期もキャンパスも同じで、会話はなかったものの年に数回はすれ違う関係性だったそうだ。今作で初共演を果たしたが、山本は「仕事で会ったときのキラキラ感は流石だなと思いました」と明かし、伊野尾は「学校でお話はできませんでしたが、お見かけするとやはりキラキラしていました。撮影でも助けられました。僕は(大学時代)研究室にこもったりしていたので、どんよりしていましたね。『ピーチガール』とはちょっと違います」と応じていた。
さらに山本は、「(撮影中の)伊野尾くんはすごい真面目でピュア。子犬のようでした」とニッコリ。一方の伊野尾が「山本さんは本当に負けず嫌いで、女性だけど格好よかった」と称えると、山本は「監督の無茶ぶりが多かったんです、意地悪だったんです。『できない』というのが嫌で、絶対負けないと思っていました(笑)。駆け抜けるシーンでは『どのくらい走りますか』と聞いたら『そんなに走らない』と。そうしたらものすごく走らされました。騙されました」と冗談交じりにクレームを付けていた。
またイベント中に地震が発生し、数秒間中断するハプニングもあったが、揺れが収まるとすぐに和やかなトークが再開。今作の見どころを問われた山本は「イケメン2人に取り合いっこされるのが良いですね」といい、25歳にして着用した制服を「私たちの制服姿がどう見えるかは、劇場で確かめてください!」と話す。「胸キュン映画に出るにあたって」と切り出した伊野尾は、「『自分も壁ドンするのかな』と思ってワクワクしていたんです。そうしたら逆に、3人に壁ドンされるというのは驚きました。ドキドキしましたけどね」と述べ、女装姿も披露しているだけに「25年間お別れしたことがなかったすね毛とお別れして、その足がとてもきれいで。監督にもきれいに撮って頂きました。劇場でご覧ください」と呼びかけていた。