アカデミー賞のアフターパーティを「反トランプの集会に」!? オンライン嘆願が話題
2017年2月25日 23:30

[映画.com ニュース] アカデミー賞のアフターパーティをトランプ政権に対する反対集会にすべきだというオンライン嘆願キャンペーンが話題を集めていると、米LAウィークリー紙が報じた。
トランプ大統領がテロ対策を理由にシリア難民の受け入り拒否と、イランやイラクなどイスラム圏7カ国からの入国を一時禁止にする大統領令に署名したことをきっかけに、「セールスマン」で外国語映画賞にノミネートされているイランのアスガー・ファルハディ監督がアカデミー賞授賞式への欠席を表明する事態に発展。その後、連邦地裁による入国制限差し止め措置の取り消しを求めたトランプ政権側の上訴を、連邦高裁が却下したことにより、入国管理は元通りになっているものの、ハリウッドのクリエイターやセレブリティの多くがトランプ政権への批判を口にしたり、デモに参加したりしている。
先日、ファルハディ監督が所属するハリウッドの有名エージェンシー、ユナイテッド・タレント・エージェンシー(UTA)が、アカデミー賞前の恒例となっていたパーティを、移民支援のための資金集めパーティに切り替えると発表したばかり。そんな中、米オンライン嘆願書サイトCare2に「バニティ・フェアにお願い。トランプに抵抗するために、アカデミー賞パーティを資金集めの集会に変えて」というキャンペーンがアップされた。
バニティ・フェア誌が主催するアカデミー賞のアフターパーティといえば、アカデミー賞出席者やセレブリティが多く参加する、ハリウッドでもっとも豪華なイベントとして知られている。キャンペーンでは、政府などにより言論の自由が侵害されている個人や団体に弁護士のサポートを提供するNGO団体アメリカ自由人権協会(ACLU)への寄付金集めのイベントに変えようと提案。現時点ですでに2万人以上の署名が寄せられているが、バニティ・フェア誌はノーコメントとしている。
関連ニュース
山形国際ドキュメンタリー映画祭2025、オープニングにオノ・ヨーコ「カットピース」など「アメリカン・ダイレクト・シネマ短編集」、ホセ・ルイス・ゲリン最新作上映も決定
2025年9月16日 18:00
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー