全米視聴率No.1のコメディドラマ「ビッグバン・セオリー」が2シーズン延長へ
2017年2月19日 11:30
[映画.com ニュース] 全米視聴率No.1のシチュエーションコメディ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」が2シーズン延長する方向で交渉が進んでいると、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
同ドラマは現在シーズン10の全米放送中で、広告主が最も重視する18歳から49歳の視聴者層のあいだで一番の人気を誇るコメディドラマだ。同番組の全米放送を手掛けるCBSのレスリー・ムーンベス最高経営責任者はこのほど、業績発表の場で契約更新間近であることを明かした。
3年前に行われた契約更改交渉では、主演のジム・パーソンズ、ジョニー・ガレッキ、ケイリー・クオコの3人が一丸となって交渉した結果、1話あたり100万ドルの出演料と、2次使用のロイヤリティ率を0.25%から1.25%に引き上げることに成功。かつて大人気を誇ったシチュエーションコメディ「フレンズ」のキャストと同レベルの高待遇を受けることになった。
今回の契約交渉で、主演3人の条件は据え置きだが、サブキャラクタ-を演じるサイモン・ヘルバーグとクネル・ネイヤー、および、メイエム・ビアリクとメリッサ・ローチのギャラが大幅アップされることになるという。キャストのギャラ高騰の影響で、同作はスタジオで安価で撮影できるシチュエーションコメディであるにも関わらず、1話あたりの制作費は1000万ドルになる。
なお、CBSとワーナー・ブラザースTVは、ジム・パーソン演じるシェルドンを主人公にした「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のスピンオフ番組を準備中だ。