綾野剛&伊勢谷友介、新米パパ・上地雄輔を祝福「ゆうちゃんおめでとう!」
2017年1月8日 18:15

[映画.com ニュース] 綾野剛と園子温監督がタッグを組んだ映画「新宿スワン」の続編「新宿スワンII」の完成披露プレミアが1月8日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。2人をはじめ、共演の浅野忠信、伊勢谷友介、上地雄輔、金子ノブアキ、深水元基、久保田悠来、中野裕太、桐山漣、佐藤祐基、一ノ瀬ワタル、山本又一朗プロデューサーが出席。プライベートで足を負傷したという伊勢谷は、舞台挨拶前に実施されたレッドカーペットイベントを欠席。松葉杖をつきながら舞台挨拶に現れた伊勢谷は、椅子に着席すると「こんな状態ですが、舞台に上がらせていただきました!」と語った。
この日は、7日に第一子の誕生を報告したばかりの“新米パパ”上地を、登壇者が祝福するひと幕が見られた。綾野は、客席への挨拶を終えると「そして、ゆうちゃんおめでとう!」とニッコリ。会場中から拍手が沸き起こるなか、上地は「ありがとうございます」と照れ臭そうに応じる。これを見ていた伊勢谷は、「俺、知らなかった!」と驚きの声をあげ、「映画のなかではとんでもなくひどい役をやられているので、お子様に悪い影響がないといいなと思います」とユーモアたっぷりに語った。
イベント中盤には、成人式の前日であることにちなみ、キャストが20歳の頃の写真を見ながらトークを繰り広げた。綾野のデビュー前の秘蔵写真が公開されると、アイスクリームを食べるあどけない姿を目にした共演陣が、思わず「可愛い~!」と声をそろえる。綾野は「なんで俺、アイスクリーム食べてるんだよ」と照れまくったが、上地が「整形した?」と指摘すると、「ばかやろう!」と鋭いツッコミを入れて場内を爆笑させた。
さらに綾野は、若き日の自らの姿を見ながら「この時は、まだ何者でもなかった」と感慨深げな表情。「とても孤独で、ある種どん底にいたような気がしています。闇の中でしか光を作り出すことが出来ず、その光で自分を照らすことに一生懸命な時期であったと思います」と振り返り、「闇の中で想像した光は、やがて輝きとなった。今たくさんの方々の力を借りて、自分はここに立てていると自負しております。成人の皆さまがこのなかにいらっしゃったら、努力は報われるためにあるわけではないが、努力を成長に結びつけていくために、自分を照らし続け、照らしてくれるひとたちを愛してください」と真っすぐな眼差(まなざ)しで話した。
和久井健氏の人気漫画を実写映画化した「新宿スワン」は、新宿歌舞伎町のスカウトマンたちの闘争を描いた。続編「新宿スワンII」は、スカウト会社「新宿バースト」の社長・山城が横浜進出を目論み、エース格へと成長した白鳥龍彦を送り込む。だが、横浜一帯を支配する武闘派スカウト会社「ウィザード」を率いる滝マサキは、逆に新宿を飲み込もうと徹底抗戦の構えで対抗し、両者の全面戦争へと突入していく。2017年1月21日から公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これめちゃくちゃ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

てっぺんの向こうにあなたがいる
【ベスト“吉永小百合主演映画”の話をしよう】独断で選んだTOP5を発表! あなたの推しは何位!?
提供:キノフィルムズ

スパイによる究極のスパイ狩り
【前代未聞の心理戦】辛口批評サイト96%高評価、目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

なんだこのかっこいい映画は…!
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント