「レイダース」刀剣VS銃のシーンはこうして生まれた!プロデューサーが激白
2017年1月3日 18:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演の大ヒットアドベンチャー「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」の名場面誕生の裏話を、同作の製作を務めたフランク・マーシャルが、米ハリウッド・レポーター誌で明かした。
考古学者インディ・ジョーンズを主人公に、神秘の力を宿した“聖櫃”をめぐる争奪戦を描いた大ヒット作。ムチを愛用するインディが、剣を振り回す悪者を銃でしとめるシーンは、ハリウッドの映画史の中でもアイコニックな場面と言われている。
マーシャルは、「気温約54度のチュニジアで6週間撮影していたんだが、残された日数はあと3日になってしまった」と、当時の状況を説明。当初はムチ対刀剣の大立ち回りが予定されていたが、「午前中をまるまる使っても絵コンテ3枚分しか撮れなかった」と切羽詰っていたことを明かす。
撮影が予定通りに終了しないと察したマーシャルは、昼食時にスピルバーグ監督と相談。フォードの「気分がすぐれない」こともあり、大乱闘からトーンダウンさせようという話が持ち上がり、さらには「『ここに銃があるんだけど、これを使ったらどうだろう?』と誰かが言ったんだ」。これが鶴の一声となり、話はとんとん拍子に進んでいったという。
「ランチの後、3ショット撮影して、スケジュールに2日分の余裕ができた。この映画で一番の決定的瞬間だったね」とマーシャルは述懐。「試練を与えられたときには、それを解決することが自分たちを高め、よりよいアイデアを手にする鍵になるんだ」と、この経験から得た教訓を語った。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス