「スーパー戦隊」の熱き魂を受け継ぐ「パワーレンジャー」17年7月15日に日本上陸!
2016年12月14日 07:00
[映画.com ニュース] 日本の特撮「スーパー戦隊」シリーズの英語版ローカライズとして全米で放送されていたテレビドラマの映画版「Power Rangers(原題)」が、「パワーレンジャー」の邦題で2017年7月15日から日本公開されることが決定した。あわせて、強大な力を得たことでパワーレンジャーとして活動することになった高校生5人の姿を写すティザーポスタービジュアルが初披露された。
世界160カ国以上で放送されている「パワーレンジャー」は、93年から現在までにシリーズ累計800話を突破し、アメリカのテレビシリーズの中では「シンプソンズ」に次ぐ長寿番組。アーノルド・シュワルツェネッガー主演作「ジングル・オール・ザ・ウェイ」の劇中にもキャラクターの玩具が登場するなど、アメリカで大成功を収めた日本由来のコンテンツのひとつだ。
総製作費120億円のリブート作として完成した映画版は、平凡な生活を送っていた普通の高校生5人が、運命に導かれるように人智を超えたパワーを獲得し、世界を揺るがす巨悪との戦いに身を投じていく様を描き出す。パワーレンジャーの5人組をRJ・サイラー、ベッキー・G、ルディ・リン、ナオミ・スコット、ダクレ・モンゴメリーが演じるほか、悪役である銀河の魔女リタ・レパルサ役をエリザベス・バンクス、パワーレンジャーの恩師ゾードン役としてブライアン・クランストンが出演している。
お披露目された画像では、「その力は、なぜ彼らに与えられたのか?」というキャッチコピーとともに、パワーレンジャーの5人組が夜の荒野に佇んでいる姿が確認できる。また、キャッチコピーの背景に広がる輝かしい星空には、パワーレンジャーのシンボルである稲妻が浮かび上がっており、新たなヒーローの誕生、そして壮大な物語の始まりを予感させるビジュアルになっている。
「パワーレンジャー」は、17年7月15日から全国順次公開。