「ハンズ・オブ・ラヴ」で描かれるのは“究極の愛”!ジュリアン・ムーア、ヒロインの信念に共鳴
2016年11月25日 17:00

[映画.com ニュース] 第80回アカデミー賞で短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した実話を劇映画化した「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」で主演を務めたオスカー女優ジュリアン・ムーアのインタビュー映像が、公開された。
2015年6月、米国最高裁が下した“同性婚を含むすべてのアメリカ人の婚姻を保証する”という判決に影響を与えたといわれる、女性たちと仲間の戦いの日々を描く。がんで余命半年と宣告されたベテラン刑事ローレル(ムーア)は、パートナーのステイシー(エレン・ペイジ)に思い出の詰まった家を残そうとするが、同性のパートナー同士では相続が認められない。ローレルはステイシーや同僚の刑事デーン(マイケル・シャノン)、活動家のスティーブン(スティーブ・カレル)と共に、体制を変えていこうと奮闘する。
本作を「さまざまな要素があってとてもユニークな映画よ。まずなんといっても究極のラブストーリーなの」と語るムーアは「ステイシー(本人)に会ったときに言っていたの、『ローレルを見た瞬間に悟ったの。私たちは一緒になるって』とね」と重要な要素に“愛”を挙げる。「互いを愛し、支えあって大切な人生を共に生きた」と当事者に敬意を払い「ローレルを演じるに当たって彼女に対して調べ尽くしたわ。とにかく正義感が強く、法や弱者を守ることに力を注いだ人だった。最後はこう言ってたわ、『これまでずっと人のために尽くしてきたけど、今は愛する人のために正しいことをしたい』と」とローレルの信念を深く理解した上で撮影に臨んだという。
本作の製作も務めたペイジとは「ものすごい感性を持った素晴らしい役者だった。けれど、彼女は意外にも理性的なの。何より心がオープンで感受性がとても豊か。共演できて本当に幸せだったわ」と相性のよさにニッコリ。「この作品はラブストーリーだから、絆が見えることが1番重要だった。深い愛と互いを支えあう姿もね」と語り、2人の関係性がスクリーンに表れているとしている。
「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」は、11月26日から全国公開。
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