10年ぶりの来日! ソン・ガンホ「弁護人」新進監督の情熱に感銘
2016年11月11日 23:45

[映画.com ニュース] 第34回青龍映画賞で最優秀作品賞ほか全4冠を達成した「弁護人」に主演したソン・ガンホ、プロデューサーのチェ・ジェウォンが11月11日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。「グエムル 漢江の怪物」以来10年ぶりの来日を果たしたソンは、「こんにちは」と日本語で挨拶しつつ「意味のある作品で来日できたことが嬉しい。日本の方にもきっと共感してもらえる部分があるはずです」と作品の魅力をアピールした。
映画は、青年弁護士時代のノ・ムヒョン元大統領が弁護を担当した重大冤罪事件「プリム事件」をモチーフに、ある事件をきっかけに人権派弁護士へと転身を遂げる男の奮闘を描く。2009年に悲劇的な死を遂げたノ・ムヒョン元大統領を演じたことに対し、「オファーを受けた時は怖いという気持ちがあった。実在した人物の人生の一部を演じきれるか不安だったんです」と明かすソン。さらに「弁護士という職業柄、セリフも膨大で、専門用語も多かった。公判のシーンは全部で5回。それぞれの公判を差別化して演じる必要性があり、撮影の数日前にセットに入って練習をしていました」と役作りで苦心した点を語った。
メガホンをとったヤン・ウソク監督は、本作が長編デビュー作。ソンはウソク監督とのエピソードで「驚いたことがあるんです」と話し、「ノ・ムヒョン元大統領が亡くなった後に構想が生まれた物語だとしたら、正直がっがりしていたんですが…実際は違いました。ウソク監督は90年代序盤から『弁護人』の構想を練り続けていた。いつか映画監督になったら撮影したいと思っていたらしいんです」とウソク監督の長年にわたる情熱に深い感銘を受けていた。
「年齢を重ねていくうちに“演じる”ということに対して態度の変化は?」と問われると、「今は人生を見守っているような立ち位置」と独特の言い回しで表現したソン。第89回アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作品「密偵(原題)」(17年公開)でもソンとタッグを組んでいるチェ氏は「ソン・ガンホという人間は、映画全体のことを見渡せる俳優だと思います。共演者への気遣い欠かさず、映画の方向性もきちんと提示してくれる。世界のどこに出しても恥ずかしくない役者です」と類まれな才能を絶賛した。
「弁護人」は、11月12日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。
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