「トランプ当選なら国外脱出」を宣言していたセレブたちの反応は…
2016年11月10日 17:00

[映画.com ニュース] 米大統領選は大接戦の末、ドナルド・トランプが下馬評を覆して第45代米大統領の座を勝ち取った。選挙期間中、「もしトランプが勝利したらカナダに移住する」と口にする人々が出現し、当確直後にはカナダの移民サイトがダウンする騒ぎも発生。「トランプ大統領なら国外脱出」と発言したセレブリティたちは、選挙結果をどのようにとらえたのだろうか。
トランプが大統領選を制したら「まじで悪夢」「そんな国出て行くわ」と話していたマイリー・サイラスは、一夜明けた11月9日午前(現地時間)、涙のビデオメッセージをTwitterに投稿。支持していたヒラリー・クリントンについて「史上初の女性大統領に値するといまでも思っているし、なれなかったのは残念」と胸中を明かし、「適応し、人々をありのままに受け入れられたらいいと思う。だから、ドナルド・トランプ、わたしはあなたを受け入れるわ」と語った。
人気コメディエンヌのエイミー・シューマーは、選挙前にロンドンで受けたインタビューで「スペインかどこかに引っ越すとしたら、スペイン語を習わないと。トランプが勝つだなんて、わたしの理解を超えている」とコメントしたが、前言が「冗談だった」と釈明。「荷物をまとめろと言っている人は、人種差別主義で、同性愛嫌悪で、おおっぴらに女性を虐待する無礼者に投票した人と同じくらい不快。他のみんなと同じように、私も今夜は悲しみに暮れている。私の心は粉々。こんな世界に子どもを送り出さなければならない、妊娠中のわたしの姪(めい)や友人たちを思うと胸が痛い」と、400ワード弱の長文をInstagramに投稿した。
また、司会者のチェルシー・ハンドラーは「もしものために他の国(スペイン)に家を一軒買った。国を去ると脅している人々は口だけだろうけど、私は本当に実行する」と固い意志をにじませていたが、選挙結果を受け「大統領とファーストレディはご愁傷さま。私たちはこれからも高みを目指し続けます。いまできないけれど、いつかあなたたちを誇りに思うでしょう」と新大統領を皮肉った。一方で「もし彼が選ばれたら、木星に引っ越すわ」と語っていた歌手で女優のシェールも、「世界は永遠に変わってしまう。若者たちのことを思うと気の毒だ。[トイレの絵文字]はトイレ以上の意味の意味をもつようになったから、彼のシンボルとして使う」と痛烈なツイートを発信した。
そのほか、カナダ移住を匂わせていたブライアン・クランストン(「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」)は、「結果にショックを受けがっかりしているが、次期大統領が傷ついた我々の国をひとつにまとめてくれることを願う。心から彼の成功を祈っている」、オーストラリアかカナダへの移住を希望したバーブラ・ストライサンドは「いまの気持ちは言葉では言い表せない」とツイートしている。
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