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石田純一、夢は政治家よりも映画監督「年重ねた今だからこそ」

2016年11月6日 06:00

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石田純一
石田純一

[映画.com ニュース] 2015年の香港映画興行収入ランキングで1位に輝いた感動作「小さな園の大きな奇跡」が11月5日、リニューアルオープンした東京・新宿武蔵野館で公開され、俳優の石田純一がトークイベントに出席した。

香港で高い人気を誇るミリアム・ヨンルイス・クーが共演した今作は、1人の女性が閉園の危機に瀕した幼稚園を立て直したという実話に基づいたヒューマンドラマ。有名幼稚園の園長を退職した主人公ルイは、給料わずか4500HKドル(日本円で約6万円)の園長募集を発見し、教師不在となった園に残された5人の園児を救うため、夫の反対を承知で応募に踏み切る。

劇中の名セリフにちなみ、「あなたの夢は?」と問われた石田は「そんなこと言われてもねえ」と思案顔。7月には都知事選出馬を断念した経緯があるだけに「選挙とは関係ないですけどね」と前置きし、「この世界に入ったのは映画監督になりたかったからです」と話す。そして「でも製作会社や映画会社に『タダでも良いから』と頼み込んだんですが、『今は映画をつくっていないから』と言われダメだった。当時は映画業界が斜陽産業でしたから」と振り返り、「今はいい時期ですね。出演する側は若くかっこいい人に任せる。おじいちゃんの役があったら別ですけどね。(監督として)今なりの感性の構想があります。年を重ねた今だからこそ撮れる、そんな映画をつくってみたい」と目を輝かせていた。

一方で、今作については「(子どもに対して)将来出世するとかつい考えがちですが、目や心のくもった部分が、まあきれいに晴れます」と絶賛する。続けて「この園がなくなっちゃうこと自体が悔しくて、泣けてくるんです。そんななか、街の有力者が『園が何カ月続くか』と賭けをしているんです。これは、ひどい話です。でもその人たちも悪人というわけではなく、この絶妙なさじ加減!」としみじみと語った。

さらに、新宿武蔵野館への思い入れが強いそうで、「今日の我々があるのは、こういういわゆる名画座のおかげ。新宿武蔵野館は、我々にとっては学び舎でした」とニッコリ。「『カサブランカ』や、マルセル・カルネ監督、ジョン・フォードものもここで拝見しました。映画史の聖地だと思います」と目を細めた。

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