小林薫、足掛け7年演じての映画第2弾「続・深夜食堂」公開に感慨「奇跡的な作品」
2016年11月5日 14:35

[映画.com ニュース] 俳優の小林薫が主演する人気ドラマの映画化第2作「続・深夜食堂」が11月5日、全国104スクリーンで封切られた。小林は佐藤浩市、池松壮亮らゲスト、オダギリジョー、多部未華子らレギュラー陣とともに東京・東京・丸の内TOEI1で初日舞台挨拶を行った。
2009年に深夜枠でスタートしたテレビドラマが2シリーズ、15年に映画化されとしてスタートし、シリーズ2作を経て15年に映画化。全国約80スクリーンという小規模公開ながら観客動員20万人を超えるヒットとなった。
ドラマは中国、韓国でも放送されて人気を博し、韓国では昨年「ソウルドラマアワード年間人気外国ドラマ賞」を受賞。ドラマの新シリーズは現在、Netflixで世界190の国と地域に配信されており、小林は「レギュラー陣、ゲスト、スタッフも含め、それぞれがプロの仕事をしてでき上がっている。つくづく奇跡的な作品だと思う」と感激の面持ちだ。
映画第2作は3部からなるオムニバスで、「焼肉定食」にゲスト出演の佐藤は、「演者としてでき上がったところに入っていくのはつらいものだが、温かく包み込んでくれた気がする」と強調。小林とは1984年のドラマ「危険なふたり」以来の共演で、「それだけお互い老けたなという話をしたけれど、そういううれしさはこの世界だからこそ味わえる。それを楽しみながら演じた」と話した。小林も、「パワーアップして、お父さん(三國連太郎)を超えて作品に幅、厚みを味付けしてくれた」と最大級の賛辞を送った。
アジア各国で受け入れられている理由を聞かれたレギュラーのオダギリは、「テレビ、映画を合わせて42本を作る大変さはキャスト、スタッフの愛情のなせる業。なんせ金のない中でやってきたのがすごい。ほかではマネできない」と分析。だが、松岡監督がすぐに「アジアで人気がある理由なんだから。筋が違う」とダメ出し。オダギリは、「なんでこんなたくさんの人の前で怒られなきゃいけないんだろう。来なきゃよかった」と冗談交じりにこぼし、会場の笑いを誘っていた。
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