演出された庶民生活…北朝鮮の真実を暴くドキュメンタリー「太陽の下で」予告編
2016年11月4日 08:00

[映画.com ニュース] 北朝鮮の演出された庶民の日常生活の裏側を暴くドキュメンタリー「太陽の下で 真実の北朝鮮」の予告編が、公開された。
ロシアのドキュメンタリー映画作家ビタリー・マンスキー監督による作品で、北朝鮮の一般家庭の生活が、同国政府によって「演出」されるさまを映し出した一作。個人の自由が認められない北朝鮮の庶民の生活とはどのようなものか、誰もが抱く疑問を誰もが見えるかたちで描きたいと思ったマンスキー監督は、2年がかりで北朝鮮政府から撮影許可を取り付ける。
予告編は、ドキュメンタリーでありながら「アクション!」と映画撮影の現場で監督のかける声から始まる。そこには、北朝鮮側の監督による台本のチェックやセリフの変更、演出の説明など、被写体となる8歳の少女ジンミと両親が偽りの日常生活を演じさせられる様子がまざまざと映し出されており、実態を偽り続ける北朝鮮という国家の真の姿を垣間見ることができる。
北朝鮮政府からの要請を受けたロシア政府は、マンスキー監督への非難声明と同作の上映禁止を発表したが、韓国、アメリカ、ドイツ、イタリアなど各国で上映。2017年1月21日から日本公開される。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

なんだこの“刺さる”映画は――!?
【尋常でなく期待してる】人類滅亡…“命より大事な誰か”のためなら自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【阿部寛、10秒でAIを騙す】予告編だけでこんな観たくなること…ある!?狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映