「スタトレ」50周年アンバサダー前田敦子、J・J・エイブラムスと7年ぶり再会に歓喜!
2016年10月20日 05:00

[映画.com ニュース] 人気SFシリーズの最新作「スター・トレック BEYOND」を手がけたプロデューサー、J・J・エイブラムスとジャスティン・リン監督、脚本と出演を兼任したサイモン・ペッグが来日し、10月19日に東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で行われたジャパンプレミアに登場した。1966年にテレビ番組としてスタートした「スター・トレック」の50周年記念アンバサダーに就任した前田敦子も駆けつけ、映画の公開を祝福した。
シネシティ広場には、主人公カーク船長(クリス・パイン)らが乗る宇宙船エンタープライズ号の内部をイメージしたステージが建設され、来日ゲストはレッドならぬ“ホワイト”カーペットを練り歩いて会場を埋め尽くしたファンと交流した。エイブラムス、リン監督、ペッグは限られた時間内で記念撮影やサインの求めに快く応じ、感激のあまり泣き出すファンも見られた。
中でもペッグは、通路の左右にいる観客とハイタッチしながらステージ上に向かい、日本語で「オタク!」と叫んで観客をあおったほか、脚本を務めた経緯を問われると「J・J(・エイブラムス)に大金を払ったのさ」とジョークで返すなど、サービス精神を存分に発揮。そのたびに黄色い歓声が飛び、人気の高さを見せつけた。エイブラムスは「ひとつ切ないのは、今回が(リブート版の)シリーズでベストの作品だということ」と自身が監督した前2作超えを明言したほか、「世界で1番好きな都市は東京」と語ってファンを歓喜させた。
エイブラムスが監督を務めたリブート版第1作「スター・トレック」での来日プロモーションの際にもゲストとして登場した前田は、約7年ぶりとなる再会に「それ(初対面)以来すっかりファンになりました。こうやってまた再会できてすごくうれしいです」と感激の表情。エイブラムス、リン監督、ペッグと共に「スター・トレック!」と叫ぶと、ビルの壁にエンタープライズ号と「50th」の文字が入った巨大なマークが投影され、大盛り上がりのなかイベントは終了した。前田と固い握手を交わしたエイブラムスは、降壇する際に丈の長い衣装を着た前田を気遣い、手を取ってエスコートするなど紳士的なふるまいを見せた。
「スター・トレック BEYOND」は、宇宙空間での任務中、何者かに急襲されたカーク船長らエンタープライズ号のクルーが、未知の星でサバイバルを繰り広げるさまを描く。10月21日から全国公開。
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