比嘉愛未、琉球王朝の末裔だった!
2016年10月2日 14:02
[映画.com ニュース]比嘉愛未、ミムラ、佐々木希が3姉妹を演じた映画「カノン」の公開記念舞台挨拶が10月2日、角川シネマ新宿であり、3人と共演の鈴木保奈美、多岐川裕美、桐山漣、雑賀俊郎監督が舞台挨拶に立った。
死んだはずの母が生きていたことを知った3姉妹が、母の過去をたどりながら、自分たちの傷に向き合う姿を描く作品にちなみ、家族からの告白で驚いたことを問われた比嘉は、最近実家の沖縄に帰省した際のエピソードを披露。101歳の曾祖母の家に飾られている紋章についてたずねたところ「何?って聞いたら、うちは沖縄の琉球王朝の末裔なんだよって言われた。なんでずっと言ってくれなかったんだろう」と話し、観客を驚かせていた。
劇中のピアノ演奏のシーンは、3姉妹が実際に演奏し、ピアノ未経験だった比嘉と佐々木は猛特訓したそう。比嘉が「1カ月毎日3~4時間練習して、ピアノと友達でした」と役作りでの苦労を話すと、雑賀監督は「皆さんの女優魂に感服」と褒め称えた。ミムラは、三女役の佐々木が現場でも末っ子気質を発揮していたと明かし「希ちゃんが天真爛漫で、比嘉さんが突っ込んで、私が笑って。みんな仲良く、気が楽だった。空気感がなじむようで楽しかった」と撮影を振り返った。
富山で教師をしている次女・藍を比嘉、専業主婦として東京で暮らす長女・紫をミムラ、生まれ育った金沢の老舗料亭で新女将として奮闘中の三女・茜を佐々木が演じている。