藤竜也&斎藤工、フェロモン俳優、なら映画祭で2ショット! 奈良と河瀬直美監督の魅力語る
2016年9月18日 14:00
[映画.com ニュース] 河瀬直美監督がエグゼクティブディレクターを務める「第4回なら国際映画祭2016」が9月17日開幕した。多くの豪華ゲストが参加しているが、このほど、いぶし銀のダンディーな色気をふりまく藤竜也、そして、そのセクシーな佇まいで多くの女性ファンを持つ斎藤工という2大“フェロモン俳優”の2ショット写真を映画.comが入手。映画祭開催地の奈良、そして河瀬監督についてふたりに話を聞いた。
映画祭オープニングイベントでプレミア上映された河瀬監督のプロデュース作「東の狼」に主演した藤は、「いい女だね、うん。色っぽいしね……」と、河瀬監督の女っぷりを目を細めて称える。日中韓の文化交流プロジェクト「東アジア文化都市2016 奈良市」のために撮られた河瀬監督の短編「RESPECT」に出演した斎藤は「世界のトップクリエイターであると同時に、繊細でチャーミングで普通の部分も持ってらっしゃる方」とコメントし、「お会いする前に見た作品から、水彩画や小説のような、ボーダレスに広がっていく風景のようなものを懐かしく感じていましたが、ご本人に会って確信しました」と河瀬監督と作品の魅力を語った。
「東の狼」出演が縁で、奈良を訪れるようになったという藤は「みんなのんびりして、ゆったりしているのがいい」といい、東吉野村で地元住民も交えた撮影を振り返り「彼らとも仲間になって、撮影の大変さを共有できたのが楽しかった。猟師仲間たちとまた飲むのが楽しみ」と居心地の良さを感じているよう。斎藤は3月に行われた「RESPECT」のお披露目となった、東大寺での映画上映に心を揺さぶられ、自身が企画する地方での移動映画館の活動の参考になったと明かす。「その地で根付いているものや、そこでできることを目の当たりにすることで、思考に波紋を呼ぶような経験を来る度にしています」と奈良訪問を語る。
斎藤は駆け出し時代に2004年公開の「海猿」で藤と共演しており、「あんなかっこいい方いません、僕は藤さんの爪の垢を飲んだほうがいいと思っています。同じ時代に同じ職業を名乗れる恐ろしさと喜びを感じます。すごく艶っぽくて、セクシーでした」と、シネフィルらしく藤の演技に対する熱意や様々なエピソードを交えながら興奮ぎみに話してくれた。
2010年から隔年で開催されている同映画祭では、コンペティション部門をはじめ、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画を製作するプロジェクト、カンヌ映画祭招待作品上映、春日大社奉納上映など数々の企画が行われ、全95本の作品が上映される。9月22日まで。
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