広瀬すず「四月は君の嘘」主演はプレッシャーで「死んじゃいそうだった」
2016年9月10日 13:16

[映画.com ニュース] 新川直司氏の人気漫画を実写映画化した「四月は君の嘘」が9月10日、全国294スクリーンで公開初日を迎え、主演の広瀬すずと山崎賢人、共演の石井杏奈、中川大志、檀れい、メガホンをとった新城毅彦監督が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に出席した。
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった天才ピアニスト・有馬公生(山崎)が、天真爛漫なバイオリニスト・宮園かをり(広瀬)と出会い、再生していく姿を描く。この日は、ファンから寄せられた約1250通のメッセージを添えた、“キミ嘘特製ボード”(横4.5メートル、縦2.4メートル)がアンベール。ねぎらいや称賛の言葉の数々に、登壇陣は思わず息をのんだ。
主演の2人は、約半年にわたってバイオリンとピアノを猛特訓。広瀬は、かをり役のプレッシャーを「死ぬほどありましたし、死んじゃいそうでした」と振り返り、「原作ファンの方のなかに、宮園かをりは生きている。そこに生命を吹き込み演じるというのは、今までにないチャレンジでした」と吐露。それでも、「見てくださった方からほめて頂いて、一番嬉しいです。現場に行けば、皆でカラフルな作品世界に染まっていく空間があったので、支えになりました」と感謝し、「『ワーッ』ってなっちゃいそう」と声を詰まらせていた。
一方で、山崎が「(メッセージで)『ピアノを聞いた瞬間、涙が出た』と言っていただいて、嬉しいです」と話す間、広瀬と中川は大笑い。中川がその理由を「賢人くんが真面目に話しいるのに、真正面に『アホでも山崎が好き』ってボードを出してる人がいる」と説明し、山崎は「『大志くんは人類の奇跡』って書いている人もいる(笑)」と指摘していた。
さらに壇上では、山崎と石井が劇中のセリフを生披露することに。石井が「かをちゃんは渡が好きなの。だから、あんたは私と恋するしかないの」と瞳をうるませると、客席から歓声が沸き起こった。山崎は「かわいい~」とデレデレで、広瀬も「現場でずっとこのセリフが流行っていたんです。1年ごしに生で初めて見られて興奮気味です」と大喜びだったが、当の石井は「涙が出てきそうです。恥ずかしい」と照れることしきりだった。
続けて、山崎と中川も劇中の掛け合いを再現。肩を組みながらやり切り、「久しぶりに、賢人くんが公生に見えて感動しました」(中川)、「俺も久しぶりに、大志くんの渡を感じました」(山崎)とほほ笑んだ。2人は現場でも盛んにスキンシップをとっていたそうで、中川が「全部好き」と目を細めると、山崎も「全部ですね」と応じ、仲睦まじい様子を見せつけていた。
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