大竹しのぶ主演「後妻業の女」モントリオールで600人が拍手喝さい!
2016年9月1日 17:30

[映画.com ニュース] 女優の大竹しのぶと俳優の豊川悦司が3度目のタッグを組んだ映画「後妻業の女」が8月30日(現地時間)、カナダで開催中の第40回モントリオール世界映画祭のワールド・グレーツ部門で上映され、大竹とメガホンをとった鶴橋康夫監督が上映前に舞台挨拶を行った。会場となったシネマ・インペリアル前には200人を超える長蛇の列ができ、600人の観客が来場するという盛況ぶりを見せた。
大竹は、開口一番「皆さん、こんばんは。私は大竹しのぶです」とフランス語で行ったものの、「ここまでしかしゃべれません」とお茶目に告白し、会場を笑いで包んだ。さらに、「私たちの映画がどう受け入れられるのか少し不安です」と本音を吐露。「男の人をいっぱい騙してお金を奪う悪い女なのですが、誰もが実は、愛を求めていることを感じてもらえるととても嬉しいです」とメッセージを送った。
一方の鶴橋監督は、主演を務めた大竹について「長い間、私が一番愛している女優さんです」と明言。「そんな彼女と今回この映画を作ってみました。原作はハードボイルドですが、コミカルなユーモアのある作品にしようと考えて作りました」と今作の魅力を伝えた。
上映中は、「英語字幕なので、関西弁のニュアンスが伝わりづらいのではないか」という大竹の心配をよそに、大竹扮する小夜子の一挙一動に笑いが沸き起こった。上映後、観客とともに鑑賞した大竹と鶴橋監督は拍手喝さいを浴び、ロビーで大勢の観客へのサインや写真撮影に応じた。
大竹は、海外の観客の反応に「『こんなに笑ってくれるなんて!』と驚きました。皆さん細かい部分でも笑ってくださって、嬉しかったです。モントリオール世界映画祭のあたたかかい雰囲気が味わえてよかったです」と大満足の様子。鶴橋監督も「日本とはまた違った反応、受け取り方が面白かったです」「お客さんたちが笑ってくださったのがとにかく嬉しかった。なんだか今日はともて褒められました」と上機嫌で、「今度はコンペティション部門を狙って、またこの映画祭に来たいですね。主演はもちろん大竹さんです」と大竹との再タッグを望んでいた。
第40回モントリオール世界映画祭は9月5日まで開催。
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