桐山漣「曇天に笑う」で福士蒼汰の親友に!影多き居候・金城白子役
2016年8月25日 05:00
[映画.com ニュース] 「仮面ライダーW」で注目を集めた俳優・桐山漣が、福士蒼汰&本広克行監督のタッグで人気漫画を実写映画化する「曇天に笑う」に出演していることがわかった。主人公・曇天火(福士)率いる曇天三兄弟と生活をともにする親友・金城白子(きんじょう・しらす)に扮している。
累計発行部数120万部を突破した唐々煙氏による同名コミックを、「踊る大捜査線」「幕が上がる」で知られる本広監督のメガホンで実写化。明治維新後の滋賀・大津を舞台に、300年に一度よみがえる大蛇(オロチ)の力を封印するべく立ち上がった曇天三兄弟、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊「犲(ヤマイヌ)」、政府の転覆を目論む忍者集団・風魔一族の三つ巴の戦いを描いた。
桐山演じる白子は、大ケガを負って行き倒れていたところを天火に助けられ、曇神社に居候するようになるという役どころ。次男・空丸(中山優馬)や三男・宙太郎(若山耀人)からは兄のように慕われるが、その正体は風魔の末裔であり、一族を追われた過去を持つ影の多い存在だ。
桐山は、役に対して「ある時は曇家の母のようであり、ある時は鋭く風魔らしい狂気的な面もあり、いろんな顔を持つ人。謎が多い役であると思いました」と見解を明かす。一方で「セリフひとつひとつをひも解いてくのが、難しくもあり楽しくもありました」と語り、「集中してこの役に身を捧げることができ、没頭できました」と手応えをにじませた。
さらに、撮影現場を振り返り「キャスト陣が男性のみにもかかわらず、男臭くなく笑いの絶えない現場でした。特に三男の耀人がかわいくて、だんだんと役をこえて本当の弟のような感覚にもなりました」と話す。本広監督の演出に「役の気持ちに寄り添って演出してくださるので、お芝居していく上でとても居心地がよかったです」と感謝し、「クランクアップしたばかりですが、もうすでに『曇天』の撮影現場が恋しくもあります」とコメントを寄せている。
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