デビッド・ボウイさん「地球に落ちて来た男」サントラ、40年越しのリリース
2016年8月20日 18:30
ウォルター・テビスの同名SF小説をニコラス・ローグ監督が映画化した本作は、ボウイさんが異星人トーマス・ジェローム・ニュートン役で独特の存在感を放ち、カルト的な人気を誇る。ボウイさんの公式Facebookでは、「紛失したと思われていたマスターテープが先頃発見されたため」、40年越しでオリジナルの音源が世に送り出されるとこになったと説明している。
2枚組みのCDには、ママス&パパスのジョン・フィリップスと日本人のパーカショニスト、ツトム・ヤマシタが手がけた楽曲を中心に、ルイ・アームストロングやキングストン・トリオのナンバーも収録される。CD2枚とLP2枚で構成されるデラックスボックスには、オリジナルUKポスターの復刻が付属。48ページのハードカバー本には、貴重な写真が掲載されているほか、編集を担当したグレイム・クリフォードが編集作業中にピンク・フロイドの「狂気(Dark Side of The Moon)」を仮のサントラとして使用していたことを明かしているという。
米国では公開40周年記念として4K版が9月9日(現地時間)から上映され、2枚組みCDも同日リリースされる。デラックスボックスは11月18日発売。ビルボード・ジャパンによれば、日本盤は両バージョンとも11月リリース予定だという。なお、「地球に落ちて来た男」はボウイさんの追悼企画としてリバイバル上映中だ。
CD収録曲は以下の通り。
1.ツトム・ヤマシタ「Poker Dice」
2.ルイ・アームストロング「Blueberry Hill」
3.ジョン・フィリップス「Jazz II」
4.ボーンマス・シンフォニー・オーケストラ「Venus: The Bringer of Peace」
5.ジョン・フィリップス「Boys From the South」
6.ツトム・ヤマシタ「33 1/3」
7.ジョン・フィリップス「Rhumba Boogie」
8.キングストン・トリオ「Try to Remember」
9.ツトム・ヤマシタ「Mandala」
10.ジョン・フィリップス「America」
11.ツトム・ヤマシタ「Wind Words」
12.ジョン・フィリップス「Jazz」
1.ツトム・ヤマシタ「One Way」
2.ジョン・フィリップス「Space Capsule」
3.ジョン・フィリップス「Bluegrass Breakdown」
4.ジョン・フィリップス「Desert Shack」
5.ツトム・ヤマシタ「Memory of Hiroshima」
6.ジョン・フィリップス「Window」
7.ジョン・フィリップス「Alberto」
8.ボーンマス・シンフォニー・オーケストラ「Mars: The Bringer of War (Excerpt)」
9.ジョン・フィリップス「Liar, Liar」
10.ジョン・フィリップス「Hello Mary Lou」
11.ロバート・ファルノン「Silent Night」
12.ジュヌビエーブ・ウエイト「Love Is Coming Back」
13.ジョン・フィリップス「The Man Who Fell to Earth (Demo)」
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー