黒沢かずこ、世界最高齢ダンスグループへ加入を懇願も「30年後」!?
2016年8月17日 15:00

[映画.com ニュース] ギネス公認の世界最高齢ダンスグループ「The Hip Op-eration Crew」が、世界最大のヒップホップ選手権に挑戦する模様を追ったドキュメンタリー映画「はじまりはヒップホップ」のイベントが8月17日、都内で行われた。同グループをはじめ、お笑いトリオ「森三中」の黒沢かずこ、2016年ワールド・ヒップホップ・ダンス・チャンピオンシップの日本代表「Next Jr.」が登場し、ダンスセッションに興じた。
The Hip Op-eration Crewの5人は、ニュージーランド・ワイヘキ島から船と飛行機を乗り継ぎ、約2日がかりで来日。長旅の疲れや72~85歳という年齢を感じさせない、はつらつとしたステップを踏み、大技の“リフト”も成功させイベントを盛り上げた。そんな姿に、黒沢は「この暑いなかずっと立たれて、水を一滴も飲んでいない状態でこれを踊ったなんて、すごい!!」と大興奮だった。
さらに黒沢は、お礼とばかりに即興ダンスを披露し、「皆も踊って~!!」と周囲を巻き込みながらハッスル。同グループのブレンダ・ロングさんから「なかなかのダンスでした。もうちょっと練習を積めば、30年後には私たちの仲間に入れるかもね」と語りかけられると、「ぜひお願いします!」と加入を懇願していた。
一足先に今作を鑑賞した黒沢は、「顔に刻まれたシワのひとつひとつに味わいがある」といい、「私の母は70代後半ですごいネガティブ。皆さんがポジティブに若者やヒップホップに触れ合う姿が見られて、いい映画でした」と絶賛。75歳のレン・カーチスさんは「骨も足腰も弱ってきているので、この年で踊るのは体力的な問題はありますね」と苦笑しつつも、「若い世代にダンスを通してお会いでき、(世界大会が開かれた)ラスベガスでも熱心に応援してくれた。そんな皆さんに感動させられ、あきらめるわけにはいかないという気概で今もやっています」と胸を張っていた。
また、The Hip Op-eration Crewの歩みが、米ハリウッドで劇映画化されることも決定。ロングさんは「リーダーのビリー・ジョーダンが、ここまで頑張ったおかげです」と話し、「グループができるまでお互いのことを知らなかったですが、今では家族のよう。ビリーの物語が映画になることを、楽しみにしています」と明かす。そして最後に、72歳のレイラ・ギルクリストさんは「Life is for living(人生は生きるためのもの)」と思いを込めた。
ドキュメンタリー映画「はじまりはヒップホップ」は、8月27日から東京・シネスイッチ銀座ほかで全国順次公開。
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