ルー・リードに捧げる映画 ローリー・アンダーソン「ハート・オブ・ドッグ」公開
2016年8月6日 10:00

[映画.com ニュース]ニューヨークを拠点に活動する音楽家で、ルー・リードの妻としても知られるアーティスト、ローリー・アンダーソンによる長編映画「ハート・オブ・ドッグ 犬が教えてくれた人生の練習」が、10月に公開することが決定し、予告編がお披露目された。
映画は、アンダーソンと夫ルー・リードが飼っていた愛犬との日々を軸に、幼年期の記憶、ビデオ日記、母親への感情、愛する人との別れや思い出の断片が、過去と現在、現実と空想を超えたコラージュの様につむがれ、“老いと死”“アメリカの今”を映し出す。本作は2012年に製作が始まっていたものの、ルー・リードの闘病と死去で中断。その後、ルー・リードに捧げる長編映画として完成した。
予告編では、愛犬の死をきっかけによみがえった記憶が、ドローイングや様々な手法で撮られた映像で切り取られ、アンダーソンの人生と豊かな創造性を感じさせる仕上がりとなっている。
「ハート・オブ・ドッグ 犬が教えてくれた人生の練習」は10月、シアターイメージフォーラムほか全国で公開。
(C)2015 Canal Street Communications, Inc.
関連ニュース





ファッションにおける心理学、社会学が存在する伊賀大介氏の仕事 「ジョゼと虎と魚たち」から近作「PERFECT DAYS」「地面師たち」をチェック【湯山玲子コラム】
2024年12月15日 11:00
オリジナル コラム
