マッテオ・ガローネの新作「五日物語」公開決定 残酷で美しい大人のファンタジー
2016年7月31日 08:00

[映画.com ニュース] 「ゴモラ」「リアリティー」で、カンヌ映画祭審査員特別グランプリを2度受賞した鬼才マッテオ・ガローネの新作「五日物語 3つの王国と3人の女」が、11月に公開されることが決定した。グリム兄弟にも多大な影響を与えたといわれる世界最初のおとぎ話「ペンタメローネ(五日物語)」を映像化した作品だ。
17世紀初頭に生み出された「ペンタメローネ」には、400年の時を経た現代と変わる事のない女の性(さが)が描かれている。ガローネ監督は、「母となること」「若さと美貌」「大人の世界への憧れ」の3つの欲望と、それがもたらす運命に翻弄される3人の女たちの物語を、サルマ・ハエック、バンサン・カッセルらの出演で独創的に映像化した。元画家の感性で、ゴヤの版画集や古典ホラー映画からインスピレーションを得た、壮麗な中に不気味さを漂わせる映像と、皮肉に満ちたストーリーが融合した大人のファンタジーに仕上がっている。
「五日物語 3つの王国と3人の女」は、11月TOHOシネマズ六本木他全国公開。
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