不朽の名作、感染!L・ジェームズがゾンビをなぎ倒す「高慢と偏見とゾンビ」予告公開
2016年7月31日 18:00
[映画.com ニュース] 若手女優リリー・ジェームズとサム・ライリーが共演する映画「高慢と偏見とゾンビ」の予告編が公開された。ドレスで着飾ったジェームズが次々とゾンビをなぎ倒し、戦いの中でライリーとの仲を深めていく様が描かれる。
2009年に刊行された米作家セス・グラハム=スミスによる原作は、ジェーン・オースティン著の古典「高慢と偏見」の舞台を、人類が謎のゾンビウィルスに感染した18世紀イギリスに置き換え、アクションの要素を加えるなど大胆にアレンジしたもの。「セブンティーン・アゲイン」のバー・スティアーズが監督と脚本を兼ね、原作のファンで映画化のきっかけを作ったナタリー・ポートマンがプロデューサーとして名前を連ねている。
ベネット家の5人姉妹は、裕福な男性との結婚を夢見て、得意のカンフーでゾンビと戦う日々を送っていた。ある日、隣に越してきた大富豪の騎士ダーシー(ライリー)に色めき立つ姉妹だったが、次女エリザベス(ジェームズ)だけはダーシーの高慢な態度に嫌悪感を抱く。そんななか、人類とゾンビの最終戦争が勃発し、ともに戦うことになったふたりは互いに抱いていた偏見に気付く。
このほど公開された映像は、「高慢と偏見」の予告編として始まる。「真実の愛」「すれ違う二人」などラブストーリーの常套句が並べられた後、エリザベスの背後に突然ゾンビが出現。「不朽の名作、感染」のコピーとともにトーンが変わり、武器を手にした5人姉妹の激しいアクションや爆破シーン、ゾンビの群れが映し出され、今作の本当の物語が語られる構成となっている。
「高慢と偏見とゾンビ」は、9月30日から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で公開。